遂に立民の福山哲郎前幹事長がCLP問題で口を開きました。。。でも記者会見をめぐっては泉代表の話と真っ向から矛盾しています。。。どちらが本当のことを言っているのでしょうか。。。
立憲民主党がインターネット番組の制作や配信を手掛けていたCLPに資金を提供していた問題で動きがありました。
資金提供の判断を下した福山哲郎前幹事長がこの問題についてようやく口を開いたのです。
福山前幹事長は、西村幹事長が発した『適切でない』との言葉に反発しています。ですがそれ以上に気になったのが説明責任についての福山前幹事長の発言です。
福山前幹事長の発言は、泉代表が発した言葉と相反するのです。この両者のどちらが本当のことを言っているのでしょうか。
福山前幹事長が新聞社のインタビューに応じる!泉代表の発言との矛盾も。。。
CLP問題が発覚し、立憲民主党は党として調査に乗り出していました。その調査結果で名指しされたのが福山前幹事長です。
記者会見等で説明責任を果たすことが求められた福山幹事長ですが、京都新聞のインタビューで次のように語っています。
立憲民主党がインターネット番組制作・配信の「Choose Life Project(CLP)」に約1500万円を支出していた問題を巡り、当時幹事長だった福山哲郎参院議員(京都選挙区)が15日までに京都新聞社のインタビューに応じた。資金提供については枝野幸男前代表の了承を得ていたことを明らかにし、党の調査で「適切でない」と結論付けられたことについては「適切であるとか適切でないとかという判断をする類いのものではない、というのが僕の見解」と改めて違法性がないことを強調した。
中略
福山氏は直後にコメントを発表したが、報道陣に直接説明する場を設けなかった。幹事長時代、政府・与党の不正などが起こるたびに「説明責任」を求めていながら、なぜ会見を開かなかったのか。
「私は会見してもいいと執行部に言ったけど、執行部に止められたと言わざるを得ない」
引用元 「適切か否か判断する類いでない」立憲民主CLP資金提供 福山氏が主張
福山前幹事長は、立憲民主党の調査に納得していない様子が窺えます。それ以上に気になるのが説明責任についての言及です。
福山前幹事長は、『執行部に止められたと言わざるを得ない』と語っています。その執行部を率いる泉代表は、問題発覚当時次のように語っていました。
立憲民主党の泉健太代表は21日午前の会見で、インターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」に対して広告代理店などを通じ、番組制作費として約1500万円を資金提供していたことを巡る問題で、「当時の当事者である(福山哲郎)前幹事長が、国民のみなさまに対して、やはり説明をせねばならない」と説明責任を求めた。
一方で福山氏の会見などについては「ご本人として、さらに説明が必要なことがあれば、それはご本人として説明をされる、ということ」と判断を委ねる姿勢を示し、トーンダウンした。
引用元 立民の泉代表、CLP問題で福山氏の説明責任求めるも会見は判断委ねる姿勢
『当時の当事者である(福山哲郎)前幹事長が、国民のみなさまに対して、やはり説明をせねばならない』『ご本人として、さらに説明が必要なことがあれば、それはご本人として説明をされる、ということ』と福山前幹事長が記者会見すべきとの趣旨の発言を泉代表はしています。
ですが、福山前幹事長は『執行部に止められたと言わざるを得ない』と発言しているのです。この泉代表の発言と福山前幹事長の発言の間に整合性はありません。
立憲民主党は一体いつになったら、『まっとうな』政党になるのでしょうか。1つの問題をめぐってもろくに対応できない政党が政権を取れるわけがありません。仮に政権を取ったら国民生活には不安しかありません。
下火になってしまったCLP問題ですが、福山前幹事長の発言を受けて再度解明に向けての動きが加速することに期待したいと思います。