みんなでつくる党の破産手続き開始で、立花氏「大津綾香を支援した人は覚悟して」「大津氏が代表を自ら辞任すれば、全額弁済できる可能性も」
みんなでつくる党(旧NHK党)は、14日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表しました。負債額は約11億円とのことです。
これを受け、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首がXに「これまで大津綾香を支援した人は覚悟しておいて下さい」などとコメントしています。
みんなでつくる党の破産手続き開始で、立花氏「大津綾香を支援した人は覚悟して」
政党が破産するという事例は前代未聞です。
これを受け、立花氏は14日、Xに「みんなでつくる党」の破産手続開始通知書を添付し『大津綾香が代表者のみんなでつくる党は裁判所によって、破産者になりました。大津綾香個人や大津綾香を支援した人達にも責任とってもらうので、これまで大津綾香を支援した人は覚悟しておいて下さい。もちろん私自身も前代表者として誠心誠意対応して参ります!』とコメントしています。
ガーシー元議員が国会へ登院しなかったことを受け、前代表の立花氏が党首を辞任する事態が発生し、新党首として大津氏が就任しました。その後、現代表と前代表の確執でが表面化し、内紛が発生し、別れることになりました。その後、斉藤健一郎、浜田聡両参院議員が除名処分となり、政党交付金を受ける資格を喪失しました。
同党は、立花代表時代に約10億円を複数の支援者から借り入れており、この一部について、立花氏が今年1月、党に対して債権者破産申立てを行いました。
そもそもの話、大津氏の代表就任には多くの疑問の声があがっていて、斉藤議員か浜田議員ではだめだったのでしょうかという話に行きつくでしょう。
また立花氏は、3月14日、東京商工リサーチの取材に対し、『まずは良かった。大津氏が代表を自ら辞任すれば、全額弁済できる可能性も十分ある』とコメントしたとのことです。