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衆議院議員総選挙の総括案をまとめた立民。。。25日の常任幹事会で了承を得るはずが、まさかの猛反発で見送りになりました。。。


立憲民主党が衆議院議員総選挙の総括案をまとめました。あとは常任幹事会の了承を得るだけの運びでしたが、一筋縄ではいかないのが立憲民主党です。

時間をかけてまとめた総括案ですが、反発が相次ぎ了承が見送られたのです。一枚岩ではない立憲民主党の体質がここでも明らかになった格好です。

常任委員会すらまとめることが出来ない立憲民主党に、この国を任せることが可能だとは誰も思いません。

取りまとめた総括案。。。

日本共産党との連携が注目を集めた昨年の衆議院議員総選挙について、ようやく立憲民主党が総括案をまとめました。

その総括案について時事通信が次のように24日報じました。

立憲民主党が昨年の衆院選についてまとめた総括案が24日、分かった。それによると、共産党との連携を理由に小選挙区の投票先を変更した割合が投票全体の3%強、比例代表では約5%と分析。「小選挙区で一定の成果はあったものの、想定していた結果は伴わなかった」として、「全体的な戦略の見直し」が必要だと総括した。
引用元 共産との連携「結果伴わず」 立民が衆院選総括案

総括案ですから立憲民主党の公式総括とはまだなっていません。常任幹事会での了承を得る必要があります。

なんのこともなく了承を得られると思いましたが、ここでも立憲民主党の内紛がありました。

総括案、まさかの了承見送り。。。

常任幹事会で了承を得て、正式総括となる予定でしたが、なんと了承を得るはずの常任幹事会が紛糾し、了承が先送りになったのです。

立憲民主党は25日の常任幹事会で、2021年の衆院選総括原案を議論した。共産党との連携が敗北の一因になったとする内容に「野党間の候補者一本化が否定されているように見える」などと反発が相次ぎ、了承は見送りになった。

執行部は該当部分を修正する方針を示したが、泉健太代表と西村智奈美幹事長は総括取りまとめの一任を得られなかった。近く持ち回りの常任幹事会で了承を求める。
引用元 「共産と連携が敗北の一因」に反発続々 立憲、衆院選総括大もめ

立憲民主党らしいと言えば立憲民主党らしいのですが、その後の対応にも驚かされます。

総括原案は、党独自調査に基づき、立憲候補が1万票以内の差で負けた31の小選挙区で「投票全体の3%超」が共産との連携を理由に他候補に投票先を変更したと指摘。「接戦区の勝敗に影響を与えた」と分析した。比例代表でも、日本維新の会、自民党、国民民主党など他党に投票先を変更した割合は「投票全体の約5%」としている。

こうした記述は削除した上で、共産党との連携により「一定層の離反」があったとした分析は残す見通しだ。
引用元 「共産と連携が敗北の一因」に反発続々 立憲、衆院選総括大もめ

この削除は分析が間違っていた故の削除なのでしょうか。それとも日本共産党に配慮した故の削除なのでしょうか。

仮に後者であるなら、立憲民主党は総括に際してもなお、多くの有権者からの視線に気が付いていないと言えます。

総括案の作成には多くの時間を要しました。それがまさかの常任幹事会で紛糾し了承見送りとは立憲民主党らしい出来事です。

このような政党内でのゴタゴタに時間を浪費している時間が立憲民主党にあるとは到底思えません。泉代表は党勢回復を目指す前に党内での基盤を盤石にするほうが先決ではないでしょうか。

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