デジタル庁、イベントチケット転売防止にマイナンバーカードを活用




デジタル庁は、マイナンバーカードの利便性を高めるため、民間事業者と連携して、イベントの電子チケットの不正転売防止などにカードを活用する実証実験を行うことになりました。

朝日新聞の記事によると、デジタル庁は、3月に都内で開かれるファッションイベント「東京ガールズコレクション」で、チケットの不正転売防止にマイナンバーカードを使う実証実験をすると発表した。一部のチケットについて、購入時と入場時にカードで本人確認をする。何枚も購入して高額転売する「ダフ屋行為」を防ぐ。と書かれています。

チケット購入時と会場入場時にマイナンバーカードを活用した本人確認を行うことで、複数アカウントによる大量購入や高額での不正転売の防止につながる可能性などを検証するとしています。

マイナンバーカードの利便性を拡大

デジタル庁は、エンターテインメント領域でのマイナンバー利活用に向けた実証実験を行う方針であり、マイナンバーカードの利用拡大に努めています。

その他のメリットとして、免許証や健康保険証の代わりにマイナンバーカードを使用することが可能です。

健康保険証に関しては、医療機関ごとに対応が異なっているものの、保険証の情報を紐づけられます。

このように、公的書類の取得の手間が大きく省ける点などの魅力があります。



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