泉代表、今年2月の党大会で信頼回復と党再生を約束するも、実現は難しそうです。。。

立民の役員たちは口を揃えて政権交代を目指すと語っていますが、その道のりはいつまで経っても遠く険しいもののままです。

今年2月に行った党大会で泉代表は信頼回復と党の再生に全力で取り組むとした活動計画を発表しました。ですが、その活動計画とは真逆に、立民への信頼は急速失われ、党の再生もおぼつかないのが現状です。

泉代表が代表就任以降、安定して低い支持率に留まり続けている立民ですが、ついに元仲間からも批判されるようになってしまっています。。。

国民民主党の玉木代表が立民を痛烈に批判しています。。。

代表就任時は提案型の野党を模索していた泉代表ですが、今ではすっかり従前の批判型野党になってしまっています。そんな泉代表ですが、2月には党大会で次のように語っています。

立憲民主党は党大会を開き、統一地方選挙や解散・総選挙などに向け、「信頼回復と党再生に全力で取り組む」とした活動計画を発表しました。

泉代表は政権交代の実現に向け、所属議員に結束を呼び掛けました。

立憲民主党・泉健太代表:「今、日本の政治、まだまだ我々は乗り越えなければいけない、そのハードルがたくさんあります。ぜひとも皆で力を合わせて政権交代に向けて多くの仲間をまたこの党に結集して我々全力で取り組んでいこうじゃありませんか」

活動報告では、旧統一教会の被害者救済法を日本維新の会と「共闘」して成立させたことに触れ、「国会の歴史に残る快挙であり、今後の国会運営のモデルともなる」と明記し、各党と「政策別連携」を深化させるとしました。
引用元 立憲「党再生・政権交代へ全力」 最大の課題は泉代表の指導力

泉代表が語った政権交代ですが、その目標に変更はないのでしょうか。今の立民について、元同僚であった国民民主党の玉木代表が次のように出演したラジオ番組で語っています。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は19日のラジオ日本の番組で、立憲民主党の小西洋之参院議員が衆院憲法審査会の毎週開催を「サルのやること」などと発言したことに関し「そんなことを言っている政党は政権を取れないし、取るべきじゃない」と批判した。

小西氏が報道機関への圧力とも取られかねない自身の言動を謝罪していないことも問題視し、「こんなことを続けていたら、野党第1党は日本維新の会になると思う」と語った。

玉木氏は次期衆院選での立民との選挙協力について「難しそうだ。まだ維新の方が憲法も一緒にやっているから政策的には近い」と述べた。 
引用元 玉木国民代表「立民は政権取れない」

元同僚から政権は取れないどころか『取るべきじゃない』とまで言われてしまっているのです。更に選挙の度に議席を伸ばす日本維新の会が野党第一党になるとまで言っています。

この玉木代表の言葉を見れば、立民が『信頼回復』『党の再生』をしているというよりも、信頼が失墜していることがよくわかります。

泉代表が語っていた各党の政策別連携も日本維新の会が凍結をしているのが現状です。

泉代表は現状をしっかり認識しているのでしょうか。現状を認識しないまま突っ走れば、前回の衆議院議員総選挙と同様に次の選挙でも議席を減らすことは容易に想像できます。

批判型野党に固執するのではなく、国会で建設的な役割を果たしてももらいたいと思います。

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