何も決められない立民。。。日本共産党は苛立ち、国民民主党は静観の構え。。。人々が呆れていることに気が付かないのでしょうか。。。
これまでのところ成果をあげれていない泉代表ですが、『決めること』も不得意のようです。日本共産党との関係を白紙にすると宣言しましたが、事実上の棚上げになりそうな気配です。
日本共産党は立憲民主党の姿勢に苛立ちを隠そうともしていません。蜜月関係だった両党の今後の関係はどうなるのでしょうか。
そして連合が期待を寄せている国民民主党は、立憲民主党と日本共産党との関係を静観する構えを見せています。
共産党とは政治理念が大きく異なることに起因して一枚岩になることの難しさが露呈しました。そろそろ票のための共闘ではなく、政治理念を訴えていった方が良いのではないでしょうか。
決めることが出来ない立憲民主党。。。
日本共産党との関係の白紙を宣言した泉代表ですが、その一方的な宣言に日本共産党は苛立ちを隠そうともしていません。共産党が怒るのも当然ではないでしょうか。。。
日本共産党は、早期の政党間協議の開催を求めていますが立憲民主党が応じる構えを見せていません。
更に、泉代表が決めれば解決する課題だと思いますが、立憲民主党党内では地方組織に丸投げする可能性も指摘されています。
立民側は政党間協議を先送りしており、泉氏は同じBS番組で27日の立民党大会までは応じられないとの考えを示した。党内には「今回は党本部で決めずに、地方に任せた方がいい」(幹部)との声があり、地方組織レベルの協議にとどめたい方針とみられる。
これに対し、共産党は早期協議を迫る立場を堅持。同党幹部は「立民党大会まで待てない」と嘆き、別の幹部も「党本部の合意がないと地方に説明できない」といらだちを隠さない。
煮え切らない立民に共産党は改選数1の1人区で独自候補擁立を進める。群馬、福井、鹿児島に加え、4日には奈良で候補擁立を発表した。ただ、共産党としては立民を揺さぶるのが狙いで共闘を崩したくないのが本音。ある幹部は協議すらままならない現状に「普通のカップルなら別れている」とこぼした。
引用元 共産、参院選へいらだち 立民「共闘白紙」、協議見通せず
泉代表はこの課題を先送りしたのでしょうか。今年の夏には大事な参議院議員通常選挙が待っています。そのことを考えれば、悠長な姿勢でいられるわけがないと思います。
日本共産党の方は、独自候補の擁立を進めています。立憲民主党は、決められないツケを日本共産党に候補者取り下げという形で払わせるつもりなのでしょうか。
この立憲民主党の姿勢を静観している政党が、立憲民主党と同じ、旧民主党の流れを汲む国民民主党です。
玉木代表、『一線画す』と独自路線を示唆!
立憲民主党の泉代表の白紙宣言の前ですが、国民民主党の玉木代表が参院選についての展望を語っています。そこでは立憲民主党とは『一線を画す』ことが強調されていました。
国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、立憲民主党がまとめた昨年の衆院選総括について「(共産党との関係をどうするか)あいまいだ。あいまいなままであれば、参院選では(立民と)一線を画す」と強調した。
また、自民党が提案し立憲民主党が応じず、27日に開催されなかった衆院憲法審査会について「予算委員会を開いているからできないという古くさい議論を振り回していたのでは、変化する時代の要請に応えることはできない」と指摘した。
引用元 国民民主・玉木氏「参院選では立民と一線画す」
これらの玉木代表の発言をみると、立憲民主党には愛想が尽きているのではないでしょうか。
政治理念に基づいて選挙協力するならまだしも、立憲民主党は極端に左よりの政党になってしまいました。国民民主党の理念とは相容れないはずです。
決めることもできない立憲民主党の泉代表は、どのような形で今夏の参議院議員通常選挙に臨むつもりなのでしょうか。選挙前に、党内政局が起こらないことを祈りたいと思います。