妊婦や子育て家庭が安心して出産や育児をサポートする取り組み
政府は、すべての妊婦や子育て家庭が安心して出産や育児を行うことを目的とした制度として、妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援を実施しており、令和4年4月1日以降に妊娠届け出を提出した妊婦、出産した産婦を対象に相談支援や経済支援を妊娠届け出時から妊娠中、出産後のサポートを実施しますに取り組んでいます。
妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援のメリット
妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援は、すべての妊婦や子育て家庭が安心して出産や育児を行うことを目的とした心強い制度です。伴走型相談支援は、「初めての出産や子育てが心配」「何をどうしたらよいか分からない」といった妊婦や産婦の不安や悩みに、面談での相談や、出産・子育てに関する情報提供などで応えてくれます。
また、経済的支援である「出産応援ギフト」や「子育て応援ギフト」は、出産や子育てにかかる費用に充当するなど、経済的な負担をおさえるのに役立つでしょう。
制度の不明点は市区町村役所に問い合わせよう
妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援は、令和4年4月1日以降に妊娠届け出をした妊婦や出産した産婦、または出生した子どもの養育者を対象にした新しい制度です。制度について不明点がある人は、住民登録がある市区町村に問い合わせてみてください。
伴走型相談支援では、妊娠期、出産後、産後の育児期の不安を解消するために、面談を通した相談、出産・育児等の見通しを立てる、ニーズに応じた情報発信をするなどの支援を図り、経済的支援は、子育て用品の購入費用、産後ケアや一時預かり、家事支援サービスといった、子育てサービスの利用にかかる費用負担軽減のための経済的支援を受けられます。
申請書においては、里帰り出産で住民登録のある自治体で新生児訪問を受けられない場合は、面談を受けなくても里帰り先の市区町村の連携によって給付金を受け取れる場合があるため、まずは自治体に相談してみてはいかがでしょうか。