岡田幹事長『ちょっと代表が先走りすぎている。簡単にはできない』と遂に矛先が泉代表に向かいました。。。泉代表に求心力は残っているのでしょうか。。。

立民の岡田幹事長が苛立ちを隠そうともしていません。その苛立ちの原因は泉代表の発言です。

衆議院議員補欠選挙での野党統一候補を擁立するために泉代表は予備選の実施を呼びかけました。選挙で勝つためには政策や理念も二の次という姿勢には呆れますが、この発言が岡田幹事長を苛立たせているのです。

一枚岩になることが難しい立民ですが、選挙よりもその内紛に注目が集まりそうです。

岡田幹事長が泉代表の発言苦言を呈しています。。。

4月に行われる衆議院議員補欠選挙に向けて各党が候補者を擁立しています。その各党の動きを前にして、焦りを隠せないのが立民です。

立民はどうしても野党統一候補を擁立したいらしく、泉代表が千葉5区の補選について次のように発言しています。

立憲民主党の泉健太代表は三日の記者会見で、四月の衆院千葉５区補欠選挙を巡り、日本維新の会との間で予備選を実施したいとの考えを示した。「与野党対決の構図づくりのため、一つの選択肢として予備選があっていいと思う」と述べた。
５区補選には立民、維新、共産、国民民主の４党が独自候補の擁立を予定し、野党が乱立する状態になっている。
泉氏は、維新の藤田文武幹事長が一日に候補者調整の拒否を明言したことを踏まえ「選択肢に予備選があるのか示してほしい。維新をつくった橋下徹元大阪市長が言っていた考えだ」と訴えた。
引用元　千葉5区補選予備選を　立民代表が維新に提案

予備選の実施という一見面白そうなことを打ち出した泉代表ですが、政策も理念も違う別々の党に所属する者同士の予備選とは聞いたことがありません。

この泉代表の発言に苛立っているのが岡田幹事長です。岡田幹事長は泉代表の発言を牽制しています。

岡田氏は維新との関係を問われ、「共闘は国会の中だけ。（地元・三重の議員選では）完全にライバルで戦っている」と説明した。立憲、維新など野党4党が立候補予定者を擁立している4月の衆院千葉5区補欠選挙にも言及。立憲の泉健太代表が唱えた野党候補の一本化に向けた「予備選」の実施については「ちょっと代表が先走りすぎている。簡単にはできない」と語った。
引用元　立憲・岡田氏、「代表が先走りすぎ」　衆院千葉5区補選の「予備選」

泉代表の予備選実施論は党内で議論されたものではなく、思い付きの発言だったのでしょうか。

岡田幹事長が『簡単ではない』とする予備選ですが、泉代表はどのような形で開催しようとしていたのでしょうか。

岡田幹事長が苦言を呈していますが、先日は小沢議員も執行部に対して苦言を呈していました。参議院議員通常選挙の惨敗後、執行部を刷新していましたが求心力は維持出来ていないようです。

そして党内の反発をみていると泉代表の言動は『軽すぎる』と言わざるを得ません。

衆議院議員の補欠選挙に加え、今年は統一地方選挙もあります。ここで負けるようなことがあれば泉代表の進退問題になることは必至です。