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『便乗はいい加減にして』と改憲論議にくぎを刺す立民の小川政調会長です。。。御党の政策は時流に便乗したものはないのでしょうか。。。

停戦、そして和平への道筋が見えないウクライナ情勢を見ていると、日本がこれまで議論を避けていたことや、新たな課題が浮き彫りになってきます。

その課題の1つが憲法改正についてです。日本をどのように守っていくのかは重要な課題であることに違いありません。

この憲法改正についての議論は、ウクライナ情勢をきっかけに始まったものではありませんが、一部野党の反対によって議論すら出来ない状況が続いていました。

ウクライナ情勢をきっかけに、憲法改正の議論が進むことを警戒しているのが立憲民主党です。小川淳也政調会長は、『便乗はいい加減にして』と憲法改正を牽制しています。

『便乗』が多いのは立憲民主党の方だと思うのは気のせいでしょうか。

小川政調会長、憲法改正の議論に釘を刺します。。。

憲法改正について消極的な立憲民主党は、以前は国会の憲法審査会に出席することすら拒んできました。

代表が交代して以降は、憲法審査会に出席していますが、憲法改正に消極的な姿勢は変わっていません。

テレビ番組に出演した小川政調会長は次のよう語っています。

立憲民主党の小川淳也政調会長は8日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、「コロナが起きたら憲法改正、ウクライナ情勢で憲法改正というように、便乗するのは、いい加減にしてほしい」と述べた。

番組で小川氏は、自民党の新藤義孝政調会長代理と、自衛権をめぐる憲法解釈や緊急事態の際の規定を定める憲法改正などを議論した。

小川氏は、緊急事態における国会議員任期について「安易に権力者側の都合で、伸び縮みさせるようなことには極めて慎重であるべきだ」と述べた。そして、「コロナが起きたら『憲法改正だ。緊急事態だ』。ウクライナ情勢で『憲法改正だ、緊急事態だ』。便乗するのは、いい加減にしてほしい」と訴えた。
引用元 立憲・小川氏「便乗はいい加減にして」 新型コロナやウクライナ受けての改憲論議

小川政調会長は『便乗』が許せないようですが、時系列からの視点が欠けているのではないでしょうか。

憲法改正についての議論は、新型コロナウイルスの蔓延や、ウクライナ情勢で開始されたものではなく、その前から議論されていることです。

最近になって憲法審査会に出席するようになった立憲民主党からすれば『便乗』に映るのかも知れませんが時系列を考えれば、全く的外れな批判と言わざるを得ません。

さらに『便乗』と言えば、立憲民主党も行っている節があります。

法案提出。。。その法案、『便乗』では。。。?

立憲民主党が今回のウクライナ情勢を反映してある法案を国会に提出しました。

立憲民主党が、29日衆議院に提出した法案では、受け入れの対象をあらゆる戦争や内乱などで避難する外国人に拡大したうえで、要件も大幅に緩和するとしています。

具体的には、希望者には、入国当初から就労が可能で、1年間滞在できる在留資格を付与するほか、上陸審査で「貧困」や「感染症」などを理由に上陸を拒否することをなくすとしています。
引用元 立民 あらゆる戦争の避難民受け入れを 要件緩和の法案提出

この法案について、立憲民主党はウクライナ情勢を見て『必要』と判断したから提出したのだと思います。

憲法改正の議論の中でウクライナ情勢等が出てくるのも同様のことなのではないでしょうか。『必要』と考えるから議論に上がるのです。これは『便乗』ではありません。

自分のやることは『必要なこと』で、他者がやることは『便乗』と決めつけては議論になりません。あまりにも都合の良い話ではないでしょうか。

立憲民主党も必要な批判はするべきだと思いますが、その批判はいつも稚拙なものばかりです。このような姿勢を見せられては、立憲民主党はコアな支持層以外からの支持を得ることは何年たっても不可能だと思います。

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