たった約3か月で戦略が変遷です。泉代表(11月)『次々回の選挙で政権交代を目指す』 ⇒ 泉代表(2月)次期衆院選に関し『政権交代を目指すのは当然だ』。。。秘策でも思いついたのでしょうか。。。
2月は多くの政党の党大会が行われています。立民も例に漏れず党大会を開催しました。その党大会では統一地方選挙や補欠選挙に向けての結束が図られました。
党大会後のインタビューで泉代表は次期衆議院議員総選挙で政権交代を目指すと力強く語っています。ですが思い起こせば、泉代表は代表就任1年を前にして受けたマスコミのインタビューで『次々回』で目指すと語っていました。
国会戦略同様に、党勢拡大についてもしかとした戦略はないようです。
早くも変遷した泉代表の政権獲得目標。。。
泉代表に代わり、立民からも提案が増えると思われましたが、今ではすっかり枝野代表時代のように対決する姿ばかりが報道されています。
立民はどのような戦略で国会論戦、そして党勢拡大を目指すつもりなのか皆目見当がつきません。
そんな立民が党大会を開催し、そこで泉代表が力強く今後の政権獲得の目標時期を語っています。
「(自民党政権で)失われた10年は、国民の豊かさと幸せ、平和と未来が失われた10年だ。われわれが取り戻す」。泉健太代表は大会のあいさつをそう締めくくり、春の統一地方選と衆院補選へ結束を訴えた。終了後の記者会見では、次期衆院選に関し「政権交代を目指すのは当然だ。後はどこまで努力できるか、その構図をつくれるかだ」と強調した。
引用元 党大会開催の立民、活路なき低位安定 党勢浮揚の妙案見いだせず
自民党への批判も忘れずに党大会を泉代表は終えました。そしてなんと多くの世論調査で支持率が二桁もない状況であるにもかかわらず、次回の衆議院議員総選挙で政権獲得を目指すと言明したのです。
一体どのような根拠、戦略を泉代表は持っているのでしょうか。
意気揚々と目標を語る泉代表ですが、つい約3か月前には違うことをインタビューで語っています。
立憲民主党の泉健太代表が30日の代表就任1年を前に、共同通信社のインタビューに応じた。衆院選目標として次回、与野党伯仲の構図に持ち込んだ上で「次々回の選挙で政権交代を目指す」と表明。
引用元 政権交代、次々回衆院選で 立民泉代表が就任1年
11月下旬のインタビューでは明確に『次々回』の選挙でと語っていました。それが今回の党大会では次回に変わっているのです。
この3か月間で立民の党勢は回復、拡大したのでしょうか。
少なくとも立民の支持率が大幅に上昇したとの世論調査も出ていません。それに直近2つの国政選挙で立民は見事なまでに惨敗を喫しています。
立民が国会で連携する日本維新の会は、まずは野党第一党を目指すとう現実的な目標を立てています。泉代表は維新の会を見習い、現実的な話をするべきではないでしょうか。現実的な目標でなければただの夢物語です。
党勢低迷に加え、野党各党と選挙協力しなければ選挙で戦うことも出来ない政党がどのように政権交代を目指すのか見ものとしか言い表せません。
大見えを切った泉代表の今後の立ち振る舞いに注目です。