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公金の一般社団法人への支出問題が国会の代表質問の場でも取り上げられました ⇒ 総理も『必要な対応を行いたい』と対処する姿勢を示しています

東京都福祉保健局の一般社団法人への委託について、国会でも質問が飛び出しました。その場は参議院の代表質問です。代表質問に立った維新の会の浅田参議院会長が、国庫金支出の責任について岸田総理に問いました。

今国会では、防衛費の増額について議論が行われます。その財源については多くの論争を起こしています。仮に人々に税といった形で負担を求めるのであれば、それは歳出の見直しを行った上でなければ多くの人の理解を得ることはできません。

今回の一般社団法人への事業委託をめぐる問題について、国庫金支出のあり方について議論してもらいたいと思います。

代表質問でも飛び出した公金支出のあり方。。。

東京都福祉保健局が一般社団法人に委託していた事業について、東京都監査委員の手によって杜撰な公金の管理体制が明らかになりました。

その杜撰な公金の管理体制について、東京都のみならず、国会の場でも問われている事態になりました。

維新の会の浅田参議院会長が代表質問で岸田総理に問いただしました。

増税を検討する前に、まず徹底した歳出改革を行う。当然のことであり、総理も所信表明演説で歳出改革に触れられました。維新も大阪では徹底的に無駄な行政の支出や偏った事業を見直し、税の使い道を正すことで、子どもたちに投資する財源を生み出してきました。

しかるに本年1月、東京都は住民から提起された監査請求において、厚生労働省の「若年被害女性等支援事業」の要綱等に基づいて実施され、事業経費の一部を国が公金から支出している「東京都若年被害女性等支援事業」の受託者の会計報告に不当な部分があるとして、7年ぶりに「理由あり(認容)」との監査結果を公表しました。

極めて異例のことであり、まさに税の使い道を正す、行政改革として関連する事業を包括的に見直す必要性が強く示唆されるものであると考えますが、厚生労働省の国庫金支出の責任について、総理の認識をお伺いします。
引用元 総理「再調査の結果等を踏まえ対応を行う」colabo問題も追及!増税の前に徹底した歳出改革を【浅田均参院会長 質問全文】

浅田参議院会長の言う通りではないでしょうか。防衛費の増額をめぐって人々に負担増を求めるならまずは歳出改革を行うべきです。

杜撰な国庫金支出が行われていることが明らかになった以上、歳出改革は待ったなしの課題です。

この浅田参議院会長の代表質問に対して岸田総理は次のように答えています。

岸田文雄首相は27日の参院本会議の代表質問で、東京都監査事務局が都の若年被害女性等支援事業を受託している一般社団法人「Colabo(コラボ)」の経費精算に一部不当な点があるとして都に再調査を指示していることについて、「再調査結果などを踏まえて必要な対応を行いたい」と述べた。同事業は国が経費の一部を負担している。
引用元 岸田首相「再調査踏まえ必要な対応」 Colabo不正会計問題

岸田総理は都の再調査の結果を踏まえて上で対応する構えを見せています。ですが、公金の杜撰な管理体制はこの一件に留まるのでしょうか。

国が都道府県に委託し、国庫金を支出している事業はこの1件だけなのでしょうか。当然そのようなことはなく、多くの事業が都道府県に委託されています。

東京都の再調査を待たずに、国としても公金が事業の委託先でどのように扱われているのかチェックをするべきです。

このような杜撰な公金の管理体制を続けて良いわけがありません。

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