
ガソリン減税の衆院強行採決はポーズ?参院に丸投げで21日の衆院はガラガラに野党幹部も「身勝手すぎる」と激憤とのことです
立憲民主党など野党7党が提出したガソリン税の暫定税率を来月1日から廃止する法案が21日、参議院の財政金融委員会で審議が行われました。
20日の衆院本会議で可決した同法案ですが、わずか3時間ほどの審議時間で強行採決しています。参議院では自民党が採決に応じず、事実上の廃案となりました。
しかし、強行採決で無やり通した衆議院側の無責任さを、参議院議員らが指摘しています。
強行採決はポーズだった
20日に衆議院を通過したガソリン減税法案ですが、異例の土曜国会となった21日、参議院の財政金融委員会で審議が行われました。
すると、自民の山下雄平参院議員が『参院野党幹部の方が激昂されていました』とSNSに投稿。添付されてあったブログには次のように綴られていました。
昨日。国会の残り会期があと3日と迫る中で、無理やり法案が衆議院から参議院に送付されてきました。
私たち参議院議員は与野党ともこの週末、国会審議に臨みましたが、衆議院は法案を強行採決した野党の方々もみなさんこぞって地元に帰り、国会はもぬけの殻。参議院が否決したり、修正可決したりしたら衆議院でも審議しなくてはいけなくなる可能性もあるのに。
「法案を通すぞ!」と叫んでいるのは形だけで、どうせ参議院は採決しないとみて、自分たちは選挙区対応。解散総選挙が怖くて内閣不信任案を躊躇したことを責められたので、ポーズで対決姿勢を示すために利用したのがガソリン税法案だった、というのは明らかでした。
参議院の野党幹部の方が私に「本当に衆議院は自分たちのことしか考えていない。身勝手すぎる」と激憤されていました。
引用元 https://ameblo.jp/yuhey-yamashita/entry-12911895071.html
なんと無責任なことでしょう。もしものことなど考えずに、衆議院の議員の皆さんはこぞって地元に帰ってしまったと言います。山下議員の指摘の通りだと思います。
小野田紀美参院議員も『本当に今日衆議院はもぬけの殻でしたね。会期は明日までなんですけどね?昨日参議院に法案送ってきといて「どうせ無いでしょあとは知らん」ムーブ…そりゃあ参議院【野党】幹部の方も怒りますよ…。』と指摘していました。
衆議院の野党は最初からどうせ通らないと思っていたということで、最初から衆議院でやってるポーズを示し、参議院で通らなかったら参院選での与党批判の材料にするつもりだったのでしょう。
ご立派なことを言っていても、結局は国民のことより政局が優先ということがわかります。
