立民議員が岸田総理の『しっかり』の回数が多すぎると謎の批判です。。。⇒泉代表も『しっかり』という言葉を使っていました。。。
泉代表が決断した内閣不信任案の提出ですが、単独会派での提出になった挙句、粛々と否決されました。日本維新の会や国民民主党からは批判や呆れの声が報道されています。
その内閣不信任案の賛成討論に立民議員が立ちましたが、岸田総理が国会答弁で『しっかり』という表現を多用していることを指摘しました。
そして驚くべきことに独自の検証として、その回数をカウントしていたのです。国会議員、とりわけ野党議員は暇なのでしょうか。
あっけなく終わった立憲民主党の見せ場。。。
茶番劇、年中行事とまで揶揄・批判された立憲民主党による内閣不信任案ですが、泉代表はその提出の意義を訴えていますが、いつも通り共感は広がりませんでした。
その内閣不信任案について賛成討論に立った立民の後藤議員は稚拙な分析結果を披露しています。
立憲民主党の後藤祐一衆院議員は9日の衆院本会議で、岸田文雄首相が開会中の通常国会の答弁で「しっかり」という言葉を少なくとも1805回使ったとする集計結果を明らかにした。同党が提出した岸田内閣の不信任決議案に対する賛成討論で述べた。
後 藤氏は「総理の答弁に『しっかり』が多いことが気になっていた。『しっかり』という言葉を使うときは『具体策はないけど、しっかりやっているふりをしている』という意味だ」と述べた。
野党議員というのは時間を持て余しているのでしょうか。よくカウントしたものだと呆れてしまいます。
後藤議員には、岸田総理が『しっかり』と答弁した上でどのような行動を取ったのかまで分析してもらいたいと思います。
そして、『しっかり』という言葉に着目してみると、後藤議員が所属している立憲民主党の泉代表も同様に使っていました。
立憲民主党の臨時党大会で、新代表に選出された泉健太氏(47)が30日、東京都内で記者会見を開いた。先の衆院選で「野党共闘」の今後について質問が相次いだ。
新代表の泉氏は、共産党との今後について「衆院選では多くの努力を頂いたが、単に継続ではなく、しっかり党として総括しなくてはならない」「協力の在り方は確定ではない。現時点でこういう形というのは見えていない」と述べた。
引用元 共産との関係「しっかり党として総括」 立民新代表の泉健太氏
代表直後に『しっかり』と語っていた泉代表ですが、この後の立憲民主党と日本共産党との関係を見れば、『しっかり』総括出来ていないことに疑いの余地はありません。
日本共産党との関係を白紙と発言したかと思えば、野党系候補者の一本化に奔走したりと軸足が全く定まっていません。
後藤議員は『『しっかり』という言葉を使うときは『具体策はないけど、しっかりやっているふりをしている』という意味だ』と指摘していますが、岸田総理の政策のなにが、具体策がないと思うのでしょうか。
その『しっかり』という言葉の意味は立憲民主党内だけで通用するものなのではないでしょうか。
『しっかり』の数を数える暇があるなら、国会議員として他にすべきことがあったのではないでしょうか。今回の内閣不信任案の提出によってダメージを負ったのは立憲民主党だと思います。