蓮舫議員が泉代表の発信力に問題があると執行部批判です⇒泉執行部と枝野執行部で支持率に差がありません。。。
野党随一の知名度を誇る立民の蓮舫議員が堂々と執行部批判を行いました。やり玉にあがったのは泉代表の発信力です。
蓮舫議員は参議院議員通常選挙で立民への支持が広がらなかったのは、泉代表の発信力に問題があったからだと厳しく執行部を批判しました。
ですが、果たして泉代表の発信力に問題があるのでしょうか。泉執行部と枝野執行部を見ても支持率自体、それほど大きな差があるとは思えません。
泉代表の発信力の弱さが党勢拡大に繋がらない??
悪目立ちすることだけは長けている立民の蓮舫議員ですが、今回も例に漏れず悪目立ちをしています。昨年行われた参議院議員通常選挙で支持が広がらなかったことについて都内の大学で行われた講演で、泉代表の発信力に問題があると言い放ったのです。
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、17日夜、東京都内の大学で講演しました。
この中で、蓮舫氏は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかった原因を問われたのに対し「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と述べました。
そのうえで「野党の存在価値は、賃上げなど『こういう社会をつくりたい』と声高に言うことだ。われわれには政策があるので、執行部は猛省して、来週23日からの通常国会では国民に政策を届ける立憲民主党でなければならない」と注文をつけました。
引用元 立民 蓮舫氏 去年の参院選めぐり 泉代表の発信力に問題と批判
蓮舫議員は、泉代表にその責任を全て負わせたいようです。確かに、選挙で惨敗した責任は一義的には代表、そして執行部にあると思います。
ですが、果たして泉代表の発信力の問題という単純な問題なのでしょうか。
衆議院議員総選挙が行われた2021年10月に産経新聞とFNNが実施した合同世論調査では、立民の支持率は6.4%でした。そして参議院議員通常選挙が行われる直前の6月に行ったFNNの世論調査では立民の支持率は5.3%となっています。
蓮舫議員の言うように発信力に問題があるとは思えない差です。むしろ蓮舫議員が、発信力がないと考える泉代表、泉執行部ですら5.3%の支持率があることを考えれば、枝野代表、枝野執行部の方が発信力がないのではないでしょうか。
参議院議員通常選挙が行われた際の泉執行部はお世辞にも知名度が高いと言える人はいませんでした。ですが、枝野執行部には知名度が高い人が数多くいました。
蓮舫議員も枝野執行部では、代表代行であり国民運動・広報本部長を務めていました。
蓮舫議員が務めていた党の役職を見ると、泉代表の発信力を問題視するより、ご自身の発信力を問題にするべきです。蓮舫議員は、確かに発信力はありますが、それはポジティブなものではなく、ネガティブなものなのではないでしょうか。
蓮舫議員が口にした政府への批判は、ほとんどが華麗な弧を描いて自身に返ってきています。そのようなブーメランを見せられては、蓮舫議員はもちろん、党の支持率に繋がるとは思えません。
実際、蓮舫議員は2022年の選挙では得票数を大きく減らしました。これは何を意味していると蓮舫議員は考えているのでしょうか?まずはご自身の反省が先ではないでしょうか?蓮舫議員は泉代表とそりが合わないのかも知れませんが、執行部を批判する前に、自身の言動を反省するべきだと思います。