オスプレイの離陸巡り、米軍が那覇市に通告するも沖縄県には通告せず。玉城知事「なぜ県に無かったのか」
米軍が、オスプレイの離陸を巡り、那覇市には通告したのですが、沖縄県には通告しなかったことが話題となっています。
県は米軍にオスプレイを飛行させないよう求めていたようです。
20日夕方、那覇軍港を離陸したオスプレイ。県はアメリカ軍に飛行しないよう求めていました。このオスプレイの陸揚げを巡って、今回、アメリカ軍から那覇市には事前に通告があった一方、県に連絡はありませんでした。
那覇軍港ではオスプレイが陸揚げされました。アメリカ軍はその前日公表しない事を条件に那覇市に通告していましたが、県に沖縄防衛局を通じて連絡があったのは19日午後になってからでした。
玉城知事「那覇市には事前に一報があったという事ですがそれがなぜ県に無かったのかどの様ないきさつでそうなっているのかについても確認をしています。」
県は航空機の離着陸は那覇軍港の使用目的に想定されていないとして、アメリカ軍に飛行中止を求めていましたがオスプレイは20日夕方飛び立ち、普天間基地へと向かいました。
さきほど知念市長は「安全確保について防衛局がアメリカ軍側に伝えたことが確認できた」と述べ、事前通告があったことは一定の前進だと評価しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a82f326971f7a94e0115fe8d6c8cafa0671743a
玉城知事は、なぜ県に通告が無かったのかと述べていますが、米軍からすれば沖縄県に通告していてはらちが明かないから、せめて那覇市には通告しておこうという判断だったのでしょう。しかし、玉城知事はご不満の様子です。
基地関係については何でも反対の玉城知事と県を相手にしていたららちが明かないのは事実です。今回の米軍の判断は機転を利かした判断だと考えます。これを機に、県は米軍と緊密に連絡が取れる関係を構築すべきだと考えます。