岸田首相が講演、次期日銀総裁は「経済動向見て判断」
岸田文雄首相は26日、東京都内で講演し、来年4月に任期満了を迎える黒田東彦(はるひこ)日銀総裁の後任人事に関し、「4月の段階で最もふさわしい方を任命する。今後の経済動向もしっかり見ながら判断しなければならない」と述べました。
また、来年は子供政策や医療・介護・年金制度の改革に取り組む考えを示した。
首相は、政府と日銀の役割を定めた共同声明の見直しについて、「新総裁とともに状況を判断して物事を考えていく。今の段階で見直しなどを具体的に申し上げるのは時期尚早だ」と説明した。
首相は「少子化、子供政策は社会全体を維持できるかという大きな課題であり、来年日本が先送りできない問題として向き合っていかなければならない」と強調した。政府は来年4月に子供政策の司令塔として「こども家庭庁」を設置するが、予算の拡充や財源の捻出が課題になっている。
次期日銀総裁は「経済動向見て判断」 岸田首相が講演、来年は子供政策を推進
「少子化、子供政策は社会全体を維持できるかという大きな課題であり、来年日本が先送りできない問題として向き合っていかなければならない」
この言葉の通り世界でも指折りの超高齢化社会をいち早く迎えている日本はなんとしても少子化対策を行う必要があります。
未来の世代が今以上の重荷を背負うことがないよう、早急に手を打ってもらいたいものです。