泉代表に党重鎮が『党執行部に政権を取る意志が全くない』と批判です。。。内紛・分裂の兆しでしょうか。。。
通常国会、参議院通常選挙、そして臨時国会と政府を批判する姿だけはマスコミによって報道されましたが、立憲民主党は、支持率はおろか存在感を高めることもできませんでした。
そうした現状を認識してなのか、泉代表は『次の次の選挙』で政権交代を目指す考えを示しています。ですが、この泉代表の考えは党内で共有されているものではないようで、重鎮に小沢議員が公然と執行部を批判する事態になっています。
民主党系政党のお家芸、内紛・分裂の兆しでしょうか。
泉代表の姿勢を小沢議員が猛烈に批判しています。。。
全く国会で存在感を示すことが出来ずにいる立憲民主党ですが、11月30日で泉代表は就任一年を迎えました。一年を迎えたことで朝日新聞のインタビューを受けていました。
泉代表は、今後の政権交代への展望等を語るものと思われましたが、そこでは驚く発言が飛び出しました。
こうしたなか、立憲民主党の泉健太代表は就任1年を迎えて朝日新聞のインタビュー(11月30日掲載)を受け、次期衆院選について聞かれ、「(議席)目標は150人」「一気に政権交代を目指すのは、現時点では現実的ではない」などと答えた。
記者は驚いたのか、「次の衆院選では政権交代を目指さないということですか」と聞いている。
これに対し、泉氏はあっさりと、「政権交代を本格的に目指すのは次の次」と言ってのけた。
引用元 「政権交代を目指すのは次の次」立憲民主党・泉健太代表の仰天発言 4~5年、最長で7年後?拍子抜けの「追及型野党」
政権交代を目指す選挙は衆議院議員総選挙です。次の次の衆議院議員総選挙で政権交代を目指すとは何を悠長なことを言っているのでしょうか。
この泉代表の政権交代への消極的な姿勢に対して、立憲民主党の重鎮、小沢議員が公然と批判を開始しています。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は17日、名古屋市で講演し、政権交代への意欲を示さない党執行部を批判した。泉健太代表がインタビューなどで次々回の衆院選で政権交代を目指すと公言している点を問題視し「今の立民では政権交代不可能だ。泉氏をはじめ、党執行部に政権を取る意志が全くない」と述べた。
同時に「岸田政権の現状はどうしようもないが、それを倒せず、取って代わろうともしない野党ではどうしようもない」と強調。「政権を取る気がないのに、国民にいろいろ訴えるのは裏切りであり、背信行為だ」とも語った。一方で「志を持って国民に訴えれば、政権獲得は容易にできる」とも言及した。
引用元 立民小沢氏、執行部を批判 今のままでは政権取れず
小沢議員は、今の立憲民主党では政権交代は不可能と断言までしています。小沢議員の言う通り、『政権を取る気がないのに、国民にいろいろ訴える』のは有権者への裏切り行為でしかありません。
政権を取る気もないのに、何のために聞こえの良いことばかりを訴えているのでしょうか。
若くして自民党の幹事長を務め、大失敗に終わったとはいえ民主党政権樹立の実力者も泉代表のような政権を取る気のない野党第一党の党首に初めて接したに違いありません。
小沢議員が公然と行った執行部批判を見れば、泉代表の姿勢が党内で共有出来ていないことは明らかです。旧民主党系の政党は分裂の歴史を繰り返してきました。
今回の小沢議員の発言がお家芸である内紛・分裂の第一歩になるか注目したいと思います。