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立民・原口議員が『対ロシア外交でもバイデン米政権の言いなり』と政府を批判です。。。⇒政府の権益確保の動きを知らないのでしょうか。。。

立憲民主党の重鎮で、民主党政権時には閣僚も務めた原口一博議員が政府の対ロ外交を批判しています。その批判は、『バイデン大統領の言いなり』というものです。

確かにそうした側面が強いのは認めざるを得ませんが、日本にとってアメリカは外交安全保障上、重要な国であることは間違いありません。ですが原口議員が言うような言いなりの外交をしているわけでもありません。それは日本の権益を確保するために動いている事実を見ても明らかです。

原口議員は、民主党政権時のように中国に媚びる外交を求めているのでしょうか。。。

情報を持っていないのでしょうか。。。原口議員の的外れに思える批判です。。。

口を開けば政府や与党を批判している姿が報じられる立憲民主党ですが、その政治姿勢は変わる気配すらありません。

立憲民主党内では珍しい閣僚経験者の原口議員も党の姿勢と同じく、政府を批判しています。

立憲民主党の原口一博元総務相は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。

「安倍・菅政権は良くも悪くも方向性があった。岸田政権には方向性が見えない。それでいて、ある面では安倍・菅政権よりも激しいことをやっている」と語った。

原口氏は、「予算でも予備費を野放図に積み上げる。やたらと基金を作る。対ロシア外交でもバイデン米政権の言いなりで、柔軟性がなく、非常に硬直的だ」と指摘する。

引用元 原口一博氏 方向性が見えない岸田政権

原口議員は、『ある面では安倍・菅政権よりも激しいことをやっている』と語っていますが、一体何を指しているのでしょうか。具体的な例示がなければ検証のしようもなく、印象操作のように思えてなりません。

さらに原口議員は『対ロシア外交でもバイデン米政権の言いなり』とも言っていますが、岸田総理が行なっている対ロシア外交をご存知ないのでしょうか。

日本がサハリンに有している権益を守るために奔走し、アメリカ側の理解を得ることに成功しています。

訪米中の萩生田光一経産相は29日午後に首都ワシントンで記者会見し、極東ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、権益を維持する方針を改めて米国側に伝えたことを明らかにした。

萩生田氏は「撤退すれば第三国に権利を譲ることになってロシアは莫大な利益を得ることになる。我々としては経済制裁の意味を含めて現状維持したいと改めて説明し、理解を得られたと思っている」と語った。

サハリン2は三井物産が12.5%、三菱商事が10%を出資。日本の液化天然ガス(LNG)輸入量の約9%を占める。ロシアのプーチン大統領は6月末、サハリン2の事業を新会社に移す大統領令に署名。権益を維持するには改めてロシアに申請して認められる必要がある。新会社の詳細は現時点で明らかになっていない。
引用元 萩生田経産相、サハリン2維持方針を米に伝達 「理解得た」

このように権益の確保に務めている対ロシア外交のどこが、原口議員が言うところの『バイデン米政権の言いなり』なのでしょうか。

そして1日には松野官房長官が、サハリン1について運営を担うロシアの新会社へ政府として参画することを明らかにしています。日本がロシアに有している権益を維持するために対ロシア外交を展開していることが窺えます。

原口議員は一体何を指して岸田政権を批判しているのでしょうか。少なくとも思い込みではないことを示すためにも具体的な例を今後は出してもらいたいと思います。

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