ねんきんネットの連携からマイナンバーカードの利用価値を高める




政府は、マイナポータルのアプリからさまざまな行政サービスなどが受けられるようにマイナンバーカードの利用価値を高め、日本年金機構が運営する「ねんきんネット」をログインIDを取得することなく、簡単に利用できるよう取り組む予定です。

ホームページから「ねんきんネット」にログインするにはログインIDを確認する必要があります。もし、ねんきん定期便のはがきがなければ、ログインIDを取得するまで5営業日ほどかかります。

しかし、マイナンバーカードとスマートフォンがあれば、ログインIDを取得せずに「ねんきんネット」にログインできるのです。

■マイナポータルとは
「ねんきんネット」にアクセスするための扉の役割を果たすのが「マイナポータル」のアプリです。マイナポータルは、マイナンバーカードでログインするとさまざまな行政サービスなどが受けられます。

利用できる主な行政サービスの例は以下の通りです。

・「ねんきんネット」年金記録や受取見込み額を確認できる
・「健康保険証」としてマイナンバーカードを使用できる
・「口座番号の指定」給付金などの公金を受け取る口座を設定できる

マイナポータルへのログインはシンプルです。マイナンバーカードと、カードに設定した4桁の暗証番号、カード情報を読み取る機能があるパソコンやスマートフォンがあれば、マイナポータルにログインができます。

マイナポータルにログインすると本人確認が完了し、利用可能なサービスにすぐアクセスできます。

引用元 「ねんきんネット」の利用登録をマイナンバーカードで!

ねんきんネットとは、スマホやパソコンを使って自分自身の年金に関する情報を確認することができる日本年金機構のサイトであり、マイナンバーカードとスマートフォンがあれば、ログインIDを取得せずに、ねんきんネットにログインできる仕様となります。

マイナンバーカードの普及率は過半数を超える中、自治体マイナポイント事業の全国展開をはじめ、紙などの健康保険証を2024年秋にも原則廃止し、マイナンバーカードとの一体化の発表など、普及が進むよう呼びかけています。



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