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中国の測量船が領海内をなんと10時間も航行です。。。政府は外交ルートで懸念を伝達です。。。駐日大使の招致もしないのでしょうか。。。

中国の現状変更を目指す動きが活発化しています。そんな中、中国の測量船が我国の領海内を航行する事案が発生しました。

しかも、驚くべきことに航行していた時間はなんと10時間に及びます。

この中国側の行動に日本政府もしっかり対応しているのかと思いましたが、なんとも情けない対応を取っていることがわかりました。

いつも通り、北京に対して外交ルートを通じて日本の意思を示しましたが抗議ではなく懸念を伝えたというのです。

領海侵入されているにも関わらず、懸念を表明とは岸田総理の強硬姿勢はどこにいったのでしょうか。。。

日本の領海を10時間も航行する中国の測量船

中国海軍が行動を活発化させています。沖縄県の南の太平洋上で空母艦載機の離発着を行い、この動きに対して自衛隊の護衛艦が情報収取と監視活動、更には自衛隊機がスクランブルで対応したと報じられています。

この中国の高圧的な動きは何も空母だけに限ったことではありません。中国海軍の測量船が日本の領海内を堂々と航行しているのです。

領海内の航行となれば、日本も厳しい対応をしているのかと思いましたが、外務省の対応は呆れるものでした。

松野博一官房長官は19日午後の会見で、中国海軍の測量艦が鹿児島県屋久島と口永良部島周辺の日本領海内を航行したと述べた。これに対し、日本政府は外交をルートを通じ、強い懸念を表明したと説明した。

松野官房長官によると、中国の測量船が領海内を航行したのは19日午前6時から10時の間。
中略
その上で中国軍の活動活発化に対し、日本政府として「関心表明を行っている」と述べた。
引用元 中国測量艦が鹿児島沖の領海内航行、強い懸念表明=官房長官

我国が採った対応は、外交ルートを通じての『強い懸念』を表明です。つまり、領海に侵入され、10時間もの航行をされたにも関わらず、『抗議』ですらないのです。

この政府の対応について自民党の佐藤正久議員も次のように自身のSNSに投稿し、苦言を呈しています。。。

領海侵入なのに「抗議」ではなく「懸念」伝達の日本。弱すぎる→侵入中国海軍測量艦が領海侵入 11月以来、通算9回目―防衛省 】
水深1000mの海峡を中国測量船が調査する危機感を持つべき。次は潜水艦や戦闘艦の可能性も。通過通行権を盾にする中国に甘い対応は禁物
引用元 佐藤議員公式SNS

佐藤議員が憤るのも無理はありません。中国の領海侵入はこれが初めてではなく今年に入って5回目なのです。

領海侵入が行われても『懸念』しか伝えないのであれば、中国の行動に歯止めがかかる訳がありません。

外務省の森事務次官は、在中国大使館員が中国当局に拘束された際には、駐日中国大使を外務省に招致しています。領海に侵入し、しかも10時間も航行したにも関わらず、外務省は駐日中国大使を招致すらしないのでしょうか。

岸田総理は『東シナ海で中国による日本の主権を侵害する活動が継続、強化されている』と中国を名指しで批判をしていました。中国の測量船が今回行った領海侵入もれっきとした主権の侵害です。

岸田総理は、中国の横暴に対して『強い懸念』だけで終わらせるつもりなのでしょうか。仮にそのような姿勢だとすれば、中国に及び腰の外務省と何も変わるところがありません。

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