食料安全保障の強化のため、日本も積極的に貢献
岸田首相は、官邸で国連世界食糧計画のデービッド・ビーズリー事務局長と会談し、世界の食料危機に連携して対応していく方針です。
岸田総理は、国連のWFP=世界食糧計画のビーズリー事務局長と会談し、世界の食料危機に連携して対応していくことで一致しました
面会は15分ほど行われ、岸田総理はロシアによるウクライナ侵攻により、「世界の食料安全保障をめぐる状況が大幅に悪化する中、WFPとの連携はますます重要になっている」と述べました。
WFP ビーズリー事務局長
「日本は素晴らしいパートナーであり、真に献身的であり、そのリーダーシップとともに働くことを楽しみにしている」面会後、ビーズリー事務局長はこのように述べ、これまでの日本の支援に対して感謝の意を示すとともに、国際社会のさらなる不安定化を防ぐため、食料危機に連携して対応していくことで一致しました。
また面会では安倍元総理への哀悼の意も伝えたということです。
ビーズリーWFP事務局長より、世界の食料安全保障環境の悪化がもたらす影響について説明があり、その上で、これまでの日本の支援に対する謝意と共に、食料危機が国際社会のさらなる不安定化を招くことを防ぐため、引き続き日本と連携していきたい旨述べました。
食料安全保障の強化のため、日本も積極的に貢献し、世界の食料安全保障の強化を通じて、日本における食料の安定的な供給を確保するために取り組みます。