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国葬をどうしても批判したいのでしょうか。。。FLASHがまさかの大喪の礼、エリザベス女王の国葬と安倍元総理の国葬を比較です。。。比較するなら吉田元総理とのでは。。。

安倍元総理の国葬が執り行われましたが、国葬に対して反対するマスコミは、国葬後は国葬の内容について批判し始めています。

国葬をどうしても批判したいマスコミの1つがFLASHです。FLASHは国葬の内容について批判を始めました。ですがその批判の内容が余りに稚拙なのです。安倍元総理の国葬の内容を比較するなら、同じく総理を務めた吉田元総理の国葬と比べるのが適切だと思いますが、大喪の礼、そしてエリザベス女王の国葬と比較しているのです。

FLASHをはじめとした国葬反対派は安倍元総理を国家元首とでも思っているのでしょうか。。。

FLASH、安倍元総理の国葬を大喪の礼、エリザベス女王の国葬とまさかの比較。。。

安倍元総理の国葬が執り行われましたが、国葬反対派は、国葬実施の可否から国葬の内容の当否に論点を移し始めています。

その国葬の内容の当否を論じるのも構いませんが、比較対象を間違えているマスコミがいます。FLASHは皇室研究家に取材し、エリザベス女王の国葬、大喪の礼と安倍元総理の国葬を比較する記事を配信しました。

高森氏は、奇しくも10日前である9月19日(現地)におこなわれたエリザベス女王の国葬との相違点を指摘する。

イギリスの国葬は、EUからの離脱をはじめとする英国内の種々の分断を超えて、国葬の瞬間をもって『イギリスはひとつ』という光景を出現させたものでした。一方の日本の国葬は、政治的な思惑が見えすいたイベントを通して、分断を広げる結果に終わったと言わざるを得ません。岸田(文雄)さんは国葬について『故人に対する敬意と弔意を国全体として表す儀式である』という、定義としては満点の説明をされていましたが、この意味を理解しているかといわれれば甚だ疑問です。
引用元 皇室研究家・高森明勅氏が見たエリザベス女王と安倍元首相の国葬の相違点…「ニセモノの国葬になるくらいなら、岸田首相はやらないほうがよかった」

イギリスは分断を乗り越え、日本は分断を広げたと言いたいようですが、イギリス国内では王室関連行事で王室反対と抗議する人達が逮捕される事態が起きているとBBCは伝えています。

更にFLASHの驚く主張は続きます。大喪の礼を持ち出したのです。

本物の国葬を知るには、やはり昭和天皇崩御の際の大喪の礼に学ぶべきだったと、高森氏は指摘する。

昭和天皇の大喪の礼では、国民はこぞって弔意を表しました。もちろん、当時も無関心な人や“反天皇制”の左翼的な連中もいましたが、少なくとも明確な反対派はあくまで一般国民から孤立した世界の話です。反対運動が日増しに強まるようなことはけっしてなく、むしろ国民が自粛しすぎて、今の上皇陛下が『自粛しすぎることは昭和天皇のお気持ちにも沿わない』と、早い時点から懸念を表明されたほど。まさに『国民統合の象徴』たる天皇への敬慕の気持ちが表われた、本物の国葬でした。私もその歴史的瞬間に立ち会いましたが、このときの情景は鮮やかに記憶しています。
引用元 皇室研究家・高森明勅氏が見たエリザベス女王と安倍元首相の国葬の相違点…「ニセモノの国葬になるくらいなら、岸田首相はやらないほうがよかった」

このFLASHの記事は根本から比較対象を間違えています。FLASHが取り上げたのはエリザベス女王と昭和天皇の大喪の礼ですが、このお二人は元首・君主・象徴です。

安倍元総理は、総理になりましたがもちろん、元首ではありません。安倍元総理は功績を多くの功績を残したとはいえ、元首や君主・象徴に対して行う国葬と同格であるわけがないのです。

安倍元総理の国葬を比較するなら同じく総理を務めた吉田元総理の国葬でなければ釣り合う訳がありません。

国葬も終わり、国葬の内容を批判したいのでしょうが、せめて比較対象くらいは間違えないでもらいたいと思います。

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