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主観的意見で国葬反対を掲げる辻元議員に対し、元衆議院議員が国葬について『功績を政策ベースで判断し、国葬開催の是非とすることは果たしてどこまで可能なのでしょうか。』とまっとうな主張をしています。

安倍元総理が逝去されて早一か月が経ちました。この間、議論されていることは国葬の是非です。岸田総理は国葬を決めた時に法的根拠を示していました。法的根拠もあるにも関わらず、国葬反対派は一向にその姿勢を変えようとはしません。

反対派の中にもあまりも主観に満ち溢れた呆れる主張をしている人もいます。そのような反対派に対して元衆議院議員の金子氏が冷静な議論を呼びかけています。

その金子氏の指摘は、国葬を執り行うにあたって客観的な基準に基づいて実施すべきというものです。反対派には呆れる主張をするのではなく、冷静になることが今必要だと思います。

反対派の呆れる主張。。。金子氏は冷静な判断を呼びかけています

安倍元総理の国葬に反対している国会議員の1人が辻元議員です。辻元議員はマスコミの取材に応じ、次のように国葬について反対であることを明かしています。

辻元氏は、「暴力で何かを解決しようとし、人を殺(あや)めることは許せないことだ。一方で、安倍政治の功罪を検証することは別だ。人の死を悼むことと、その人がやってきた政治の評価はしっかり分けて考えなければいけない」と指摘する。

そのうえで、「安倍晋三元首相の国葬には反対だ。安倍政権の時には森友学園問題をめぐって自ら命を絶った財務省職員がいて、真相も究明されていない。またコロナ禍では入院もできず、自宅療養中に死去した方も多い。入院していても、コロナ禍のなかでは葬儀さえできなかった人も多い。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりも出てきた。そうしたことに思いをはせれば、全額国費で安倍氏を国葬にすることはおかしい。納得できないのは私だけではないはずだ」と語った。
引用元 辻元清美氏 「安倍元首相の国葬には反対」

安倍元総理が行ってきた政治の評価が、国葬の可否に直結するというのです。辻元議員は安倍元総理の功績はすっかり抜け落ちているのではないでしょうか。

新型コロナに限って言えば、安倍元総理は感染拡大を防ぐために、一斉休校の措置を採り、更に休校で影響を被った親への補償として小学校休業等対応助成金・支援金の給付を決めました。

そして忘れてはならないのが一律10万円の給付に踏み切ったのも安倍元総理です。

こうした安倍元総理の功績を忘れた人が安倍元総理の政治をきちんと評価できるわけがありません。

こうした反対派の主張に対して冷静さを求めているのが元衆議院議員の金子氏です。反対意見のロジックについても理解できないわけではないとしながらも、次のように語っています。

ただ一つ違和感を感じる反対意見は、元総理の功罪を問題であるとする論です。歴代の総理大臣の功績を政策ベースで判断し、国葬開催の是非とすることは果たしてどこまで可能なのでしょうか。国葬を執り行うかどうかを政策実績で評価することは極めて難しく、その指標は歴任した「期間」が平等で最もわかりやすいものでしょう。
引用元 【金子恵美の本音】国葬是非 宗教問題…冷静に判断を

金子氏の言う通りではないでしょうか。評価を持ち出すなら、意見が一致する可能性は限りなくゼロです。

実際に第二次安倍政権の前の民主党政権ですら、多くの人々が否定的に捉えているにも関わらず、政権を担当した当事者からは肯定的な意見が未だに上がります。

金子氏の言うように、在任期間、そして国外から寄せられる声等の客観的な基準で、国葬の可否を判断するべきです。

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