
立民前代表の泉議員『国際比較では、日本の国会議員は少ない方』⇒“民主党”のマニフェストはなんだったのでしょうか。
維新の会が自民党との連立協議で議員定数削減を持ち出したことによって、議員定数削減が政治課題として浮上しています。
立民の泉前代表もこの課題について即座に反応しています。泉前代表は『国際比較では、日本の国会議員は少ない方』としていますが、泉前代表が内閣府大臣政務官を務めた民主党政権のマニフェストには議員定数削減についての言及があります。
議員定数削減には反対なのでしょうか。
泉前代表『国際比較では、日本の国会議員は少ない方』
維新の会が急に持ち出した議員定数削減について永田町が慌ただしくなっています。“議員のリストラ”に関することなので個々の議員の胸中は穏やかではないはずです。
そうした中、立民の泉前代表が自身のSNSで次のような投稿を行っています。
維新が比例の定数削減を掲げた。これは「国民と議会」の観点で考えねば。
起こる変化は
①霞が関がより強くなる
②議会の力はさらに低下する
③国民の声はより届かなくなる
④少数政党の議席減国際比較では、日本の国会議員は少ない方。そのうえで立法府の力をどうするのかを冷静に考えよう。 pic.twitter.com/ItOzaDtIJt
— 泉健太🌎立憲民主党 (@izmkenta) October 18, 2025
早急な議員定数削減について否定的な姿勢と受け取れる泉前代表の投稿ですが、泉前代表も関わった民主党政権では政権奪取した選挙のマニフェストに次のようなものがあります。

(出典 http://archive.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf)
衆議院の定数を80削減すると明確に記載されているのです。この民主党が政権を奪取した2009年と現在でどれほど状況が変わったというのでしょうか。
泉前代表には丁寧な説明を求めたいと思います。それが出来ないのであれば野党お得意の変節でしかありません。
