連合の芳野会長が『私たちの政策実現のため、ぜひ自民党にも力を貸していただきたい』と発言です。。。立民は顔面蒼白なのではないでしょうか。。。
連合の芳野会長が異例とも言える自民党の会合に出席しました。連合の支持に支えられている立憲民主党はこの会合の行方を気にしていたはずです。
その会合で芳野会長は立憲民主党の懸念などどこ吹く風のようで『力を貸して頂きたい』と発言したと伝えられています。これが本当ならば、芳野会長は本当に組合員のことを考えられているということでしょう。
この自民党と連合の関係構築に立憲民主党はどのような反応をするのでしょうか。賃上げ等の処遇改善に努めている岸田政権の政策は、連合のニーズとも一致していると思います。万年野党で、政局にしか関心を示さない市民不在の政党より、実行力がある政党との連携強化の方が連合にとって良いことだと思います。
芳野会長、異例とも言える自民党の会合に出席です。。。
周囲を驚かせた芳野会長の自民党の会合への出席表明ですが、本番の日を迎え、ついに芳野会長が自民党の会合に出席しました。
芳野会長の会合後の反応を見ると、会合は友好的で意味のある内容になったようです。
連合の芳野友子会長が18日、自民党政務調査会が党本部で開いた全世代型社会保障に関する政策会合に出席した。芳野氏は雇用安定やジェンダー平等などについての連合の見解を説明し「私たちの政策実現のため、ぜひ自民党にも力を貸していただきたい」と述べた。連合トップが自民党政調会の会合に招かれるのは異例だ。
芳野氏が出席したのは自民党政調会の「人生100年時代戦略本部」(本部長・上川陽子幹事長代理)会合。芳野氏は、雇用の場での男女格差の解消や、立場の弱いフリーランスや非正規雇用労働者の支援などについて連合の取り組みを紹介。出席した自民党議員の質疑にも応じた。会合後、芳野氏は記者団に「(今後も)意見交換はしていきたい。問題認識はほぼ一緒だ」などと語った。
引用元 連合・芳野会長「政策実現のため力貸して」 異例の自民会合出席
『政策実現に向けて力を貸してもらいたい』『意見交換をしていきたい』『問題認識はほぼ一緒』と語る芳野会長の反応を見ると、実りが多かった会合であることは容易に想像がつきます。
この芳野会長と自民党との関係で重要な役割を果たしたのが、前財務大臣の麻生太郎副総裁です。
麻生副総裁、芳野会長にズバリと指摘です。。。
芳野会長は自民党の役員との会談を重ねていましたが、その中で際立ったのが麻生副総裁との会談です。麻生副総裁は、自民党が掲げる政策と連合が掲げる政策が親和性があることを指摘しています。
芳野氏が連合トップとしては、10年ぶりに自民党の会合に出席。フリーランスの労働問題などについて意見を交わしました。
自民党 麻生太郎副総裁
「今一番、労働者の先頭に立って、経営者に向かって『給料を上げてやるべきだ』と言っている政党は、自民党が一番でしょうがと。違うんですかという話を一番理解しているのは連合ですよ」異例の関係を築きつつある自民党と連合。背景にあるのは、参院選をめぐる連合と野党陣営の足並みの乱れです。
引用元 麻生副総裁の“異例戦略”か 自民が野党の支持母体に接近
麻生副総裁が言うように、自民党は以前から賃上げに奔走しています。岸田政権になってもそれは続いています。更に遡れば、安倍政権の2020年5月には年金制度改正法を成立させています。この改正法の成立によって社会保険の適用が拡大することになりました。
こうした自民党の実行力をみれば、連合が自ら掲げる政策を実現する為に、連合が連携すべき政党は明らかなのではないでしょうか。
今回の芳野会長の動きに立憲民主党は顔面蒼白のはずです。今回の自民党と連合の急接近を契機に立憲民主党は『批判力』だけを高めるのではなく『実行力』を高めるべきだと思います。そしてその前にまずするべきことは、これまでの政局にのみに明け暮れた政党だったことへの「真摯な反省」ではないでしょうか。