マイナンバーカードの普及促進に向けて、QRコードによる手続きの簡素化
総務省は、マイナンバーカードをまだ持っていない5500万人に向けて、QRコード付きの申請書を送付すると発表しました。
マイナンバーカードをまだ持っていない人を対象にしたQRコード付き申請書の送付がきょうから始まりました。
金子総務大臣
「マイナンバーカードのさらなる普及促進に向けて、まだカードをお持ちでない方に、オンライン申請が可能なQRコード付き申請書を本日から順次、送付いたします」カード申請書の送付は9月上旬にかけておよそ5500万人を対象に行われ、70億円程度の費用がかかるということです。申請書の送付はこれで3回目になります。
また、明日からはNTTドコモとKDDI、ソフトバンクの全国の携帯ショップおよそ8000店で、携帯電話の契約などで訪れた人に対して無料でカード申請をサポートします。
現在、カードの交付率は全体の45.7%にとどまっていて、こうした取り組みや最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」を通して、今年度中にほぼすべての国民のカード取得を目指します。
引用元 マイナンバーカード未取得者約5500万人に“QRコード付き申請書”きょうから送付開始…金子総務大臣「マイナンバーカードのさらなる普及促進に向けて」
政府は2022年度内に、ほぼ全ての国民がマイナンバーカードを取得するという目標を掲げ、今回の取り組みは、QRコードの読み取りによる手続きの簡素化した申請書の送付となります。
マイナンバーは、社会保障や災害対策について効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用される取り組みであり、これまで支援金の普及や呼びかけに取り組み続けています。