立民と日本維新の会の批判合戦が加速のようです。。。泉代表は手応えを感じているのでしょうか。。。
各党の政策に関心が集まりますが、政策以外で注目すべきことがあります。立憲民主党と日本維新の会の野党第一党の座をめぐる争いです。
立憲民主党は政府与党への批判に加え日本維新の会への批判も行っていました。立憲民主党は結局のところ批判しか出来ないのでしょうか。。。数少ない立憲民主党の政策を知る機会の選挙ですら国会論戦の延長になってしまうのは残念でなりません。
立憲民主党が強める日本維新の会への批判です。。。
昨年の衆議院議員総選挙でまさかの惨敗を喫した立憲民主党、そして一方で大躍進を遂げたのが日本維新の会です。泉代表は日本維新の会の更なる躍進を警戒しているのか、街頭演説では日本維新の会への批判も目立ってきました。
立憲民主党の泉健太代表は12日、長野市内で街頭演説し、ウクライナ危機を受けた日本の安全保障政策について「今、自民党や日本維新の会に任せると、日本はどんどん危険な方向に行く。皆さんの平和もどこかで破られてしまうのではないか」と訴えた。
引用元 自民・維新では危険な方向に 泉立民代表
安全保障について議論している自民党と日本維新の会にこのような批判を行う泉代表ですが、立憲民主党はどのような安全保障政策をお持ちなのでしょうか。
泉代表の日本維新の会への批判は参議院議員通常選挙の公示日前日でも変わることはありません。
参院選公示を22日に控え、野党第1党の立憲民主党と、その座をうかがう日本維新の会との対立が激しさを増している。
批判合戦を繰り広げ、野党内で「つぶし合い」の様相を呈す。ともに比例代表の得票で相手を上回り、参院選後に野党内の主導権を握る思惑がありそうだ。
「維新は今から核共有をタブーなき議論と言って、やろうとしている。とんでもない、全くセンスがない」。立民の泉健太代表は20日、千葉県市川市の街頭演説でこう強調。参院選公約で核共有の議論開始を掲げた維新をこき下ろした。
立民は、1300万票の比例票獲得が目標。泉氏が維新を「危険な政党」と断じて批判を強めるのは、維新に向かう非自民票を切り崩す狙いがある。報道各社の世論調査で立民支持率が維新を下回るケースもある。
立民幹部は「泉氏は維新批判で支持拡大への手応えを感じているようだ」と解説。ただ、「維新と同じ土俵で戦っては駄目だ」(中堅)との異論もあり、効果は未知数だ。
引用元 立・維、激しい主導権争い 参院選後にらみ批判合戦【22参院選】
この泉代表の発言を聞いていると、立憲民主党が目指しているのは政権政党ではなく野党第一党であるとしか思えません。政権政党を目指すというのは、コアな支持層向けのリップサービスだったのでしょうか。
そして党幹部が言う『泉氏は維新批判で支持拡大への手応えを感じているようだ』という解説が当たっているならば、呆れ果てるばかりです。
他党を批判して支持が伸びないことは相手が自民党だろうと日本維新の会だろうと変わりません。
泉代表が本当に党勢拡大の奇策として『維新批判』を行っているのであれば、進退窮まった故の暴走です。党勢回復もできず、最大の見せ場の通常国会では存在感を示すことも叶わず、行きついた先が日本維新の会批判とはなんともお粗末な話です。
やはり立憲民主党の没落はすでに支持率に表れていますでしょう。