岸田首相、参院選公示第一声で社会経済活動を取り戻していく方針
7月10日投票の参議院選挙が22日公示され、岸田首相は国民に対して、選挙の意味を考えていただくよう第一声を述べました。
自民党 岸田文雄総裁の第一声です。
国民の皆さんの声をしっかり受け止める国民政党であるということ、また日本を守り、そして未来を開くことができる責任政党であるということ、そしてその先頭に私が立ってこの選挙に立ち向かっていくんだという思いを国民の皆さんに伝えるためここに来させていただきました。
ウクライナ侵略によって世界規模で物価が高騰しています。
世界の国々が物価高騰で苦しんでいるその中にあって日本においても、多くの国民の皆さんが大変な状況に置かれている。
このことに対して政府はしっかりと対応しなければいけない。エネルギー分野と食料分野にピンポイントで特化した対策をしっかり用意する。
交付金をさらに上乗せすることも含めて万全の態勢で臨んでまいります。国民の皆さんの命、そして暮らし、そして仕事を守るために万全の態勢をしっかり用意し備えていきたい。
選挙を通じて自民党憲法改正をはじめ未来に向けてのさまざまなこの課題に挑戦をする。
政治の安定を得て、こうした課題を乗り越えてそして未来を切り開くのが誰かをしっかりとご判断いただかなければならない。
新型コロナとの戦いについても、対策と呼びかけを繰り返し、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークを過ごすことができ、全国規模で観光支援策を展開していく予定の中、感染対策は最大限の警戒を維持しながらも、社会経済活動を取り戻していく方針を述べました。
その他にも物価高騰、安全保障、コロナ禍、東日本大震災復興など今後の取り組みに努めていきます。