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菅前総理の県立高校での講演に市民団体から抗議が殺到したようです。。。選挙前にドキュメンタリー映画を上映した高校もありましたが、そちら問題ないのでしょうか。。。

菅前総理が予定していた講演が中止になったと報道されています。菅前総理は県立高校での講演を予定していましたが、日程の都合で出席できなかったとしていますが、その講演については市民団体からの講義が殺到していたとも報道されています。

選挙が目前に迫っていることが抗議の理由のようですが、昨年行われた衆議院議員総選挙の直前に立憲民主党の小川政調会長のドキュメンタリー映画を放映した高校もありました。

参議院議員通常選挙と衆議院議員総選挙の違いこそありますが、ドキュメンタリー映画は問題視されず、講演だけ問題視されるのは腑に落ちません。

菅前総理の講演が中止なりました。。。

デジタル庁の創設、ワクチン接種の加速等、短期間に多くの成果を残した菅前総理が神奈川県の県立高校で講演を行う予定でした。

高校側は菅前総理の日程上都合つかなくなったことを中止の理由としていますが、抗議が殺到していたと報道されています。

県教育委員会と同校が開催を発表した翌日の1日以降、中止や延期を求める抗議が電話などで同校に120件超寄せられ、業務に支障が生じていた。同校によると、8日朝に前首相側から申し出があったという。

講演会は、同校が主権者教育を含むシチズンシップ教育に取り組んできたことから、来年4月に瀬谷高校との統合に伴う記念事業の一環として企画。前首相を招くことは県議から提案され、同校で検討した上で開催を決めたという。
中略
先月31日の発表後、市民団体などから「公示目前に特定政党の政治家だけを招くのは政治的中立の観点から問題」と批判が続出。教育基本法第14条は特定の政党を支持・反対する政治教育を禁じており、識者から「同法に反する恐れがある」と指摘されていた。統合を控えて在籍は3年生(約280人)のみで、選挙権のある生徒の投票行動への影響も懸念されていた。 
引用元 菅前首相、神奈川県立高での講演中止 参院選目前で批判殺到

この報道を見ると、菅前総理の日程云々というよりも、抗議が原因で講演中止になったとの印象を受けます。

主権者教育の一貫として行われる予定だった菅前総理の講演、前総理の講演を聞ける機会が無くなってしまったことは残念でなりません。

一部抗議の声で『政治的中立』という言葉が上がっていますが、昨年の衆議院議員総選挙の際に行われたことはどのように理解すればよいのでしょうか。

衆議院議員総選挙の直前に候補者のドキュメンタリー映画を放映。。。

昨年の衆議院議員総選挙で注目を集めた選挙区の1つが香川1区です。日本維新の会の候補者の取り下げを直談判するなど、小川政調会長の振る舞いは問題になりました。

その香川1区内にある県立高校が、小川政調会長のドキュメンタリー映画を選挙直前の9月に放映したのです。

9月に高松市内の香川県立高校で行われた3年生の授業で、10月19日公示、31日投開票の日程で実施予定の衆院選に出馬を表明している特定の衆院議員のドキュメンタリー映画を上映していたことが、県教育委員会への取材でわかった。同校は衆院議員が出馬する選挙区内にあり、選挙権がある生徒もいる。読売新聞の取材に対し、県教委は「教材として不適切だった可能性がある」としている。

文部科学省と総務省は、政治に関する授業の指針で、「特定の政党の情報だけを生徒に配ると、公職選挙法に違反する恐れがある」と注意喚起している。
引用元 【独自】出馬予定の衆院議員ドキュメント、選挙区内の県立高授業で上映…選挙権ある生徒も

菅前総理の講演が『政治的中立性』の観点から問題であるなら、このドキュメンタリー映画の放映も当然問題になるはずです。

ですが、市民団体から抗議の声が寄せられたという話は全く報道されていません。

市民団体とやらは、都合よく基準を適用しているのでしょうか。菅前総理の講演という貴重な機会を失った生徒たちが気の毒でなりません。

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