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結局、立民は野党をまとめることが出来なかったようです。。。日本維新の会と国民民主党は立民と不信任案で一致しませんでした。。。

泉代表が意気込み、所属議員が必死にその正当性を訴えた衆議院議長、そして内閣に対する不信任案でしたが、日本維新の会と国民民主党と見解を一致させることができませんでした。

立憲民主党の一部からは『他党は関係ない、野党第一党としての姿勢を示す』と力強く語っていますが、日本維新の会と国民民主党の反応をみると独りよがりなところは拭えません。

通常国会で目立ったのは立憲民主党に野党をまとめる力が全くないというところではないでしょうか。枝野前代表と泉代表を比較してみるとその差は歴然のようです。

日本維新の会、内閣不信任案を『茶番劇』と批判

昨年の衆議院議員総選挙に続き、参議院議員通常選挙でも議席を伸ばすことができるのかに注目が集まる日本維新の会は、立憲民主党提出の内閣不信任案について厳しい批判の声をあげています。

日本維新の会の藤田文武幹事長は8日、立憲民主党などが提出するとしている岸田内閣と、細田博之衆院議長の不信任決議案について私見と前置きした上で「政治的には、いつも会期末に行われている。わが党は政治的な茶番劇に近いというスタンスでやってきた」と同調しない可能性を示唆した。「岸田内閣を全面的に肯定するつもりはないが、手段としては慎重に考えるべき」などとした。
引用元 維新・藤田文武幹事長「政治的な茶番劇に近い」 不信任決議案で他党に同調しない立場示唆

『茶番劇に近い』と全くもって内閣不信任案について、立憲民主党と日本共産党との共同歩調をとる姿勢はないようです。

更に衆議院議長に対する不信任案についても、『週刊誌報道を証拠として、それを理由に政治的な動きをするというのは慎重であるべき』と同調しない姿勢を示しています。

このような立憲民主党と共同歩調を取らない姿勢は、日本維新の会だけではなく、国民民主党も同様です。

国民民主党、内閣不信任案について『会期末の年中行事』

立憲民主党と同じく旧民主党の系統に属する国民民主党も、立憲民主党の姿勢について疑問を投げかけています。

国民民主党の玉木代表は7日に行われた定例会見で次のように不信任案について語っています。

内閣不信任案については、次のように否定的な見解だ。

「国民から見て、少なくとも選挙のためにやっているという風に思われると、その思いが伝わらないと思うので、やはり明確な理由が必要だと思う。場合によっては解散総選挙ということにもなるので、そういった備えがきちんとあるのかどうか、可決する見込みがあるのかどうか、ということが非常に大事だと思う」
「会期末の年中行事のような形で出すことには、なかなか国民の理解が得られないのでは」
引用元 内閣不信任案が「会期末の年中行事」に? 国民民主・玉木代表後ろ向き「国民の理解得られない」

玉木代表が指摘する『年中行事』は実に的を射ている発言ではないでしょうか。通常国会の会期末になる度に俎上にあがる内閣不信任案は、玉木代表の言う通り『年中行事』との批判を免れません。

立憲民主党が提出する不信任案よりも、それに対する日本維新の会や国民民主党の姿勢の方が有権者の共感を生むのではないでしょうか。

結局、野党各党をまとめ上げることができず、立憲民主党についてくるのは日本共産党です。衆議院議員総選挙では、『立憲共産』と揶揄された両党ですが、その関係性は今でも継続しているように見えます。

立憲民主党が今行うべきことは、不信任案の提出ではなく人々の方を向いて政治を行うことだと思います。

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