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泉代表が代表に就任して1年が経ちました。。。『次々回の選挙で政権交代を目指す』⇒在任1年間で支持率上がったのでしょうか。。。

昨年の衆議院議員総選挙で惨敗を喫し、当時の枝野代表は惨敗の責任を取る形で代表の座から退きました。

そして枝野代表に代わって泉代表が代表の座に就いて1年が経ちました。1年を迎えるにあたり、マスコミのインタビューを泉代表は受け、『次々回の選挙で政権交代を目指す』と語りました。

次々回で目指すという目標を立てること自体はいいですが、在任1年間で立憲民主党の支持率は少しは上向いたのでしょうか。

夢を語る前にしっかりと足元を見つめ直すべきではないでしょうか。。。

泉代表は未だ夢の中。。。

提案型路線を提唱するなど、期待感を抱かせていた泉代表ですが、参議院議員通常選挙後の
役員人事では対決型の人物を登用しました。

その人事を反映してか、臨時国会では政府を批判する姿ばかりが報道されています。路線を変更した泉代表ですが、11月30日に代表就任1年を迎えました。

代表就任1年を前に、泉代表はマスコミのインタビューに応じ、夢物語を語っていました。

立憲民主党の泉健太代表が30日の代表就任1年を前に、共同通信社のインタビューに応じた。衆院選目標として次回、与野党伯仲の構図に持ち込んだ上で「次々回の選挙で政権交代を目指す」と表明。日本維新の会との共闘について「自民党の1強体制下で有効な戦い方だ」と述べ、こうした国会戦術を来年の通常国会でも継続したい意向を示した。

政府による12月の「国家安全保障戦略」など関連3文書の改定を見据え、反撃能力(敵基地攻撃能力)保有の是非を巡る見解を盛り込んだ党安保政策を年内に打ち出す考えも明らかにした。
引用元 政権交代、次々回衆院選で 立民泉代表が就任1年

泉代表は、政府の安全保障3文書改定に合わせて、党の安全保障政策を年内に打ち出す姿勢を示しています。立憲民主党にとって苦手だった安全保障分野でも政策を提言できることを示したいのでしょうが、年内に取りまとめる姿勢で良いのでしょうか。他の野党は既に素案を取りまとめ、自党の考えを政府案に反映させるために協議の場を設けようとしています。

政策の実行力・実現力を示すチャンスであるのに、政府の取りまとめに合わせて年内に打ち出すとはチャンスを自ら失っていると言わざるを得ません。

そして、泉代表はインタビューで、『次々回の選挙で政権交代を目指す』と語っていますが、足元を見たことはないのでしょうか。

泉代表が代表に就任して以来、党の支持率は安定して低いのです。NHKの世論調査によると、泉代表が代表に就任する直前の2021年11月の世論調査(調査期間11/5~7)では立憲民主党の支持率は8.2%ありました。

そして泉代表が代表に就任した直後の12月の世論調査(調査期間12/10~12)では8.7%を記録しています。泉代表の誕生によって誤差の範囲だと思いますが、支持率わずかに上向きました。

ですが、就任1年を迎える2022年11月の世論調査(調査期間11/11~13)では7%になってしまっているのです。

代表就任で支持率が上がるどころか下がっている現実、そして低い支持率で安定していることを泉代表は自覚しているのでしょうか。参議院通常選挙後に実施された世論調査では日本維新の会に支持率で逆転を許しています。

このような現状を前にして『次々回の選挙で政権交代を目指す』とは夢物語としか思えません。夢をマスコミに語る暇があるなら、国会論戦で、物価高で苦しむ人々のために、有意義な政策提言と質疑を行ってもらいたいと思います。

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