オール野党目指す共産・志位和夫「菅政権は史上最悪の継承」
首相指名選挙で、立憲民主党の枝野幸男代表に一票を投じた共産党。その行動にかけた思いとは。ジャーナリストの田原総一朗氏が「最も柔軟性がある」と評価する志位和夫委員長に聞いた。
田原:9月16日に衆参で行われた首相指名選挙で、共産党は立憲民主党の枝野幸男代表に投票した。これはすごいことだと思う。
志位:他党の党首への投票では、22年前に(当時、民主党の)菅(直人)さんに入れたことがありますが、当時は今のような野党共闘はなかった。本格的な野党共闘を進める中での投票は初めてです。私自身、画期的なことだと思っています。
田原:野党が協力して政権を取るという姿勢を明確に打ち出した。
志位:衆院で枝野さんが134票。あと100票増えたら政権交代ですよ。本気になったらひっくり返せないことはないということです。
田原:今まで共産党は頑固で、なんだかんだ協力してこなかった。それが今は全面的に協力すると。
志位:共産党は以前は独自路線だったんです。それは筋が通っていたと思う。ただそのやり方を変えた。切り替えたのは、2015年9月。きっかけは安保法制を通されたからです。こればかりは廃止しないとだめだと。そのためには政権を取らなきゃだめだとなって、そうすると選挙協力が必要ということになった。
田原:連立政権となれば、共産党から大臣を出さなくてもいいとも言う。野党の中で一番柔軟性を持っているのは志位さんだと思う。
志位:日本の政治にとってよければ、閣内でも閣外でもどっちでもいいんです。ただ、大事な問題は、野党が選挙協力していざ政権交代となったときに、一緒に政権を作るのか、ということです。政権交代までは一緒にやる、しかしその後、共産党と政権でどうするのか。そこまではまだ至っていないのが現状です。
田原:枝野さんと会ったら決断するように進言しますよ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d206544bca98b52f52db909c12d778925623fc
ネットの声
人には透明性を求め自らの中身は秘匿する。そういう意味では史上最悪を更新中の共産党。
離れたりくっついたり党名変えたり何をしても支持率は底辺を這いつくばって、結局何もせず政権に対して週刊誌に書いてあることをファクトチェックすらせず言いがかりをつけるだけ、そんなことではだれも期待することはないですね。