7日の提出が見送りになった議長不信任案です。。。立民が野党各党に求めるも他の野党は慎重な姿勢のようです。。。

現在開かれている通常国会も延長が行わなければ来週で閉会の予定です。今国会である意味目立ったのは立憲民主党の右往左往する姿でした。

日本共産党抜きの野党国対委員長の枠組みを作ったかと思えば、日本共産党の反対を受け翌日には撤回していました。何一つ野党をまとめることができなかった立憲民主党ですが、その姿勢は通常国会終盤でも変わらないようです。

立憲民主党は衆議院議長の不信任案の提出を目指していますが、他の野党が消極的な姿勢を示している為、7日の提出は見送りになりました。

今国会で立憲民主党が人々に見せつけた姿は、『ダメさ』以外の何物でもありません。

議長不信任案提出を目指すも7日の提出は見送りに。。。

国会が終盤を迎えると野党が力を入れるのが不信任案の提出です。今回は内閣不信任案だけではなく、衆議院議長への不信任案も提出しようと立憲民主党は奔走しています。

奔走する立憲民主党を尻目に、他の野党は消極的な姿勢だと伝えられています。

立憲民主党は6日の幹部会で、細田博之衆院議長に対する不信任決議案について協議した。他の野党が慎重姿勢を示していることから、7日の提出は見送り、同調を呼び掛けた上で、内閣不信任決議案と合わせ8日か9日の提出を目指す。一方、与党は結束して否決する方針だ。

幹部会には泉健太代表、西村智奈美幹事長、馬淵澄夫国対委員長らが出席した。議長不信任案は7日にも提出する方針だったが、日本維新の会や国民民主党、れいわ新選組が賛意を示していない。「他党との調整に時間をかける」(立民幹部)ため、検討を続けることとなった。
引用元 議長不信任、7日の提出見送り 立民、他党に同調呼び掛けへ

粛々と否決されることが目に見えているのにも関わらず、『他党との調整に時間をかける』とする立憲民主党は一体何がしたいのでしょうか。

他党と共同でなければ衆議院議長不信任案を提出することが出来ないのでしょうか。他の野党が消極的な示す理由を国民民主党の玉木代表が記者会見で明らかにしています。

玉木代表、立憲民主党の姿勢に疑問を呈しました。。。

元は立憲民主党と同じ旧民主党の国民民主党は、衆議院議長不信任案の提出に消極的な姿勢を示しています。玉木代表が記者会見でその理由を語っています。

立民の泉健太代表は6日の党会合で、週刊誌でセクハラ疑惑を報じられた細田氏に関し、「十分な説明を行っていない」と指摘し、不信任案を近く提出する考えを強調。
中略
細田氏への不信任案に関しても、国民の玉木雄一郎代表は6日の記者会見で「週刊誌報道だけで不信任を出すのはどうなのか」と疑問を呈し、維新も同様の立場だ。
引用元 不信任案、野党足並み乱れ 立民提出方針、維新・国民冷淡

玉木代表のおっしゃる通りではないでしょうか。週刊誌報道だけで不信任案を提出するというのは、立憲民主党の極少数の支持者の理解は得られると思いますが、多くの人々の支持そして共感を得られるとは全く思えません。

立憲民主党は国会で質問する際に、週刊誌ネタを利用することが多々あると思いますが、それほど週刊誌の話は信頼性が高いのでしょうか。

参議院議員通常選挙を前にして見せ場を作りたい気持ちはわからなくはないですが、自己満足の為の政治ではなく、人々の為の政治を行ってもらいたいものです。

立憲民主党が人々の方を向いて政治を行っていれば、今ほどの低支持率にはなっていなかったと思います。

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