立民の候補者が事実関係を誤認しているとしか思えない発言です。。。

党の存亡をかけた選挙戦に臨んでいる立憲民主党ですが、どうも有権者が抱いている立憲民主党に対してのイメージを未だに理解していないようです。

今回、比例代表から出馬し、国政への返り咲きを狙っている辻元清美氏の言動を見れば、これまでの立憲民主党の姿勢と何ら変化はありません。

大多数の人々よりも、極少数の支持者の方ばかりを立憲民主党は見ているのでしょうか。それなら支持が拡大しないことも納得です。

批判だけは相変わらず。。。でもファクト軽視では。。。

国会で政府に対して批判を続けてきた辻元氏ですが、有権者はそうした言動を見た上で、衆議院議員総選挙で一票を投じました。その結果、比例復活も出来ないレベルで落選しました。

再起を図る辻元氏ですが、演説で見せる姿は従来と変わることはありませんでした。

演説では、昨年の東京五輪・パラリンピックも俎上に載せた。

辻元氏は「オリンピッ ク大赤字。皆さんの税金、五輪に使うだけ使って、大赤字なったのは(当時)総理大臣の安倍(晋三)さんと、財務大臣の麻生(太郎)さん。私、責任取ってもらわなあかんと思いますけど、いかがですか」「ホンマに日本の歴代総理大臣は世襲ばっかりなんですよ」などと訴えた。

ちなみに、東京五輪の招致成功時の首相は安倍氏だが、開催時は菅義偉前首相。民主党政権の初代首相、鳩山由紀夫氏も世襲である。

昨年10月の衆院選、辻元氏は大阪10区から出馬したが、「維新旋風」の直撃を受けて落選した。
引用元 自民・維新をブッタ斬り! 批判させたら天下一品〝くら替え〟辻元氏に密着 「安倍さん麻生さん五輪の責任を」「吉村知事甘やかしたらあかん」

記事でも指摘されていますが、明らかに事実誤認の箇所があります。東京五輪の開催時は菅総理だったということが欠落していますし、民主党政権の時の鳩山首相も世襲でした。

こうした事実関係を認識していながら誤ったことを言っているのであれば、印象操作であり、国会議員としての資質を備えているとは思えません。またこの事実関係を忘れていたとしても同様に資質を備えているとも思えません。

相手が政府、そして自民党になると饒舌になる辻元氏ですが不都合なことについては無視するのが政治姿勢のようです。

「この1月、立民がCLPというネット媒体に多額の資金を投入していたことが発覚し、メディア買収を図ったのではと批判にさらされた。この資金提供を主導したのが秋元さん。彼はSEALDsなど左派団体の後見人的存在で、そうした団体に立民の金を回していた節があった。これらが問題になったこともあり、退職に至りました」

そんな彼に手を差し伸べた辻元サン。同じ市民活動家上がりとしてシンパシーを感じて、助力を請うたのかもしれないが、かような人物を無反省に引き入れるなど、逆にその“市民感覚”が疑われるのである。

辻元事務所に本件の経緯を伺ったが、回答はなかった。
引用元 辻元清美の選挙スタッフに「問題活動家」の姿が 蓮舫はトップ当選陥落危機

立憲民主党のCLP問題は多くの人の関心を集めました。しかも説明が尽くされたとは言い難いです。それに関わっていた人物が陣営スタッフにいるのであれば、是非説明をしてもらいたいところですが、取材したマスコミに対し辻元事務所からの回答はありませんでした。

政府、自民党には舌鋒鋭く批判をし、自身に投げかけられた質問には答えようともせず、逃げるのは、呆れてしまいます。

辻元氏は落選中、なぜ落選したのか等の反省をしたのでしょうか。せめて変わったという姿を見せてもらいたいと思います。

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