ターゲットは自民ではなく、日本維新の会なのでしょうか。。。馬場共同代表の発言に蓮舫議員も噛みついています。。。
参議院議員通常選挙に向けて各党が他党を牽制し始めました。立憲民主党は政権政党を目指すと泉代表が発言していることから、敵は自民党だと誰もが思いましたが、所属国会議員の言動を見ているとどうやら対象は違うようです。
立憲民主党が目の敵にしているのは日本維新の会です。日本維新の会の馬場共同代表の発言を立憲民主党は批判しているのです。
野党第一党の地位を脅かす日本維新の会を牽制するのは、理解できますが、立憲民主党は政権政党を目指すのではなかったのでしょうか。まだ政権政党を目指すという意思があるなら、自民党を見習って他党批判ではなく、政策のアピールをしてもらいたいものです。
馬場共同代表の発言に噛みつく蓮舫議員。。。蓮舫議員に批判できる資格ありますか。。。?
立憲民主党、とりわけ所属している菅直人元首相の日本維新の会への牽制は凄まじいものがあります。
今回、日本維新の会の馬場共同代表の発言が大きく取り上げられています。
日本維新の会の馬場伸幸共同代表は4日、参院選に向けた京都市の街頭演説で、党公認の女性候補の名前を言い間違えた後に「あまりにかわいいので間違えた。今ちょっといらんこと言いかけた」と発言した。記者団に発言の意図について「間違ったからちょっとリップサービスをしないといけないと思って申し上げた。容姿を言ったわけではない」と釈明した。
引用元 「かわいくて名前間違え」 維新の馬場共同代表、女性候補に
この記事自体が言葉狩りのような気もしますが、この発言に今年改選を迎える蓮舫議員が次のようにSNSに投稿しています。
言うに事欠いてリップサービス、と。
この政党の発想、論外です。維新・馬場氏「あまりにかわいいので」…女性候補の名前を間違え #SmartNews https://t.co/NOzzODyqkX
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) June 4, 2022
蓮舫議員は馬場共同代表の発言に噛みついていますが、昨年の衆議院議員総選挙では、立憲民主党の安住議員が相手候補について次のように語っています。
「お年寄りは〝めんこい(かわいい)〟子が来たなあと思うだろうけど」。安住氏は、面識のない森下氏の印象をこう語った上で「20歳程度の差は、政界では同じ世代だと思う」と余裕の表情を浮かべる。
引用元 ㊤宮城5区 〝鉄壁の要塞〟に挑む元タレント
他党の発言なら噛みついて、仲間の発言なら全力でスルーする気なのでしょうか。『かわいい』がダメで『めんこい』なら大丈夫という基準がよくわかりません。
立憲民主党は身内に甘いと言われてきましたが、その自分勝手な姿勢はいつまで経っても変わらないようです。そして忘れてはならないのが蓮舫議員自身の過去の発言です。蓮舫議員は民進党時代に代表選の候補者討論会に出席した玉木議員に対して次のような発言をしているのです。
長野市で7日開かれた民進党代表選の候補者討論会で、旧民主党政権の「失敗」に触れ聴衆に深々と頭を下げる前原誠司元外相に対し、玉木雄一郎国対副委員長が涙ながらに「謝ってほしくない」と訴える一幕があった。蓮舫代表代行は「男なら泣くな」と注意した。
討論会冒頭、前原氏が国民の期待に応えられなかったと陳謝すると、玉木氏は「羽田空港の国際化も外国人観光客のビザ緩和も前原さんの閣僚としての功績だ」と言葉を詰まらせて、擁護した。
引用元 蓮舫氏「男なら泣くな」 討論会で玉木氏に
『かわいい』と発言した馬場共同代表の発言と『男なら泣くな』という蓮舫議員の発言は、根っこは同じ『性別』に基づく発言です。
過去に玉木議員に『男なら泣くな』と発言していた蓮舫議員が、馬場共同代表の発言を批判できるだけの資格を有しているとは全く思えません。
仲間のこと、そして自分のことを棚に上げて、馬場共同代表の発言を批判する姿勢に誰が共感するというのでしょうか。そのようなダブルスタンダードの姿勢が支持率低迷に結びついていることにいい加減気が付くべきです。