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立民が衆議院憲法審査会で改憲への動きを阻止しようしているようです。。。枝野前代表は2013年に改憲私案を出していましたが、方針変更の説明はしたのでしょうか。。。

国会で憲法審査会が開催されています。以前の憲法審査会とは異なり、立憲民主党や日本共産党といった改憲阻止政党も議論に参加しています。

議論に参加はしていますが、改憲を阻止しようとする従来の姿勢に変化は全くありません。2月に開催された憲法審査会で枝野前代表が言及した通り、憲法改正の必要性を立憲民主党は感じていないようです。

ですが、遡ること9年前、枝野前代表は改憲私案を発表していました。私案とは言え、改憲に踏み込んだ枝野前代表ですが、いつ立場を変えられたのでしょうか。是非今一度、枝野前代表には説明してもらいたいと思います。

憲法審査会に出席する立憲民主党。改憲阻止の姿勢は変わらず。。。

枝野前代表から泉代表に替わり、大きく変わったことが憲法審査会への出席です。ですが出席しているといっても改憲に対しての姿勢に変化がみられる訳ではありません。

2月ですが、枝野前代表は出席した党の憲法調査会で次のように語っています。

立憲民主党の憲法調査会に、枝野前代表が出席し「政策的にやりたいことの大部分は、今の憲法のもとでほぼできる」と指摘し、憲法改正に向けた国会での議論の加速化を目指す与党側などの動きをけん制しました。
中略
会合には枝野前代表が出席し「政策的にやりたいことの大部分は、今の憲法のもとでほぼできる。憲法に触らなくても簡単にできることを一生懸命、憲法の議論にしているのは、憲法をおもちゃにしているとしか考えられない」と指摘し、与党側などの動きをけん制しました。

一方で、臨時国会の召集や総理大臣の衆議院の解散権などに関する規定については、憲法改正の是非も含めて議論する必要があるという認識を示しました。
引用元 立民 枝野氏 憲法改正議論加速化目指す与党側などの動きけん制

枝野前代表が示した姿勢が、代表が代わったとはいえ、立憲民主党の憲法改正についての基本姿勢であると思わざるを得ません。

今ではすっかり改憲阻止との立ち位置に立っている枝野代表ですが、2013年に発表した改憲私案では踏み込んだ提案をしています。

立場が変わった枝野前代表。。。その変化の説明を今一度お願いです。。。

立憲民主党の党首として注目を集めた枝野前代表ですが、民主党に所属していた2013年には改憲私案を発表しています。

その改憲私案について日本共産党の機関紙、しんぶん赤旗は次のように報じています。

民主党の枝野幸男衆院議員は、『文芸春秋』10月号に「憲法九条 私ならこう変える 改憲私案発表」と題する論文を発表しました。軍事力の保有、集団的自衛権の行使、国連のもとでの多国籍軍への参加を容認する重大な内容です。枝野氏は、民主党内に新設された代表の直属機関である憲法総合調査会の会長に就任したばかりです。
中略
枝野「私案」は、2005年に民主党がまとめた改憲志向の『憲法提言』を具体化した内容で、改憲政党としての民主党の性格をあらわにするものです。同時に、この時期に改憲案を発表することは、内容とともに安倍晋三首相の狙う9条改定を後押しする意味しか持ちません。
引用元 民主・枝野氏が「改憲私案」

しんぶん赤旗も驚く内容の改憲私案を発表していた枝野前代表は、いつ憲法改正反対を装うようになったのでしょうか。

安全保障環境が大きく変化している今日に、今一度立ち位置を変えた理由を説明してもらえないでしょうか。

国会議員が憲法改正に言及するのに、当然信念があるからだと思います。枝野前代表の信念は変わっていしまったのでしょうか。もう一度責任ある政治家の立場を取り戻す為に、改憲の姿勢を再度改めるべきではないでしょうか。

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