岸田総理が対中国を念頭に人権担当補佐官を設置。。。中国はさっそく「外部の干渉を許さない」と猛反発。。。
中国に対して主張すべきことは主張すると言ってきた岸田総理が、かねてから明言してきた人権担当の総理補佐官を設置する運びとなりました。新設される人権担当補佐官に内定したのは防衛相も経験している中谷元議員です。
岸田総理が是々非々で中国に臨もうとしている中、当の中国は岸田総理の姿勢に猛反発しています。人権担当補佐官を設置したことについて、中国外務省報道官は「干渉を許さない」と記者会見で表明したのです。
一貫した姿勢を見せる岸田総理の激動の東アジアでの強いリーダーシップに期待がかかります。
岸田総理、中谷元議員を人権担当補佐官に。。。
一貫して強い姿勢を中国に見せている岸田総理ですが、中国で深刻化し、国際社会が注視している人権問題に岸田総理も厳しい姿勢で臨むようです。
新たに人権問題を担当する総理補佐官を設置し、その補佐官に中谷議員が就任する運びとったのです。
先の自民党総裁選挙で、岸田総理大臣は、中国を念頭に、人権問題を担当する総理大臣補佐官を置く考えを示していました。
そして、10日に予定している第2次岸田内閣の発足にあわせて、岸田総理大臣は、新たに人権問題を担当する総理大臣補佐官に、自民党の谷垣グループの代表世話人を務める中谷・元防衛大臣を起用する方向で最終調整に入りました。
略
岸田総理大臣としては、中国の新疆ウイグル自治区をめぐる超党派の議員連盟の共同会長を務める中谷氏を総理大臣補佐官に起用することで、人権問題の解決に積極的に取り組む姿勢を示すねらいがあるものとみられます。
岸田総理が中谷議員を補佐官に起用するが、適材適所との表現がぴったりでしょう。
中谷議員は、超党派「対中政策に関する国会議員連盟」で、非難声明を取りまとめ、さらには、人権侵害を理由として、他国の高官らに制裁を科すための日本版「マグニツキー法」の制定を目指してきた政治家です。
岸田総理の対中国姿勢を考慮しても、主張すべきことを主張する中谷氏ほど適格な人事はないでしょう。
この日本の動きに対して、中国は早くも反発しています。
即座に反応した中国の外務報道官。。。
初めての日中首脳の電話会談の時から岸田総理の姿勢は一貫しています。この一貫した姿勢に戸惑っているのか中国外務省が、人権担当補佐官の新設に早くも反発しています。
岸田文雄首相が8日、新設する人権問題担当の首相補佐官に中谷元・元防衛相を起用する方針を決めたと報じられたことについて、中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は8日の記者会見で「日本の内政には論評しない」と述べた。
名指しでの批判などは行わなかったが、中谷氏が中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権侵害を指摘していたことを念頭に、「中国の内政は、外部勢力の干渉を許さない」と牽制した。
報道官は、人権担当補佐官の新設は内政問題だとしながらも、「干渉は許さない」とも表明しています。
中国にとって耳の痛い話をも正面から取り上げるのが岸田総理です。
ウイグルでの人権問題以外にも、中国は、香港や南シナ海、そして東シナ海でも中国は傍若無人な態度をしています。
この東アジアを安定させることが出来るのは日本をおいて他にはないと思います。そしてその安定には岸田総理の手腕が必要不可欠ではないでしょうか。