立民・泉代表も自民・茂木幹事長の指摘にタジタジのようです。。。まったく反論になっていません。。。
参議院議員補欠選挙の投開票が近づくにつれて、自民党と立憲民主党との間で舌戦が繰り広げられています。
茂木幹事長が立憲民主党の姿勢を批判したと思えば、立憲民主党の泉代表が反論を試みています。懸命に泉代表は反論をしていますが、どう見られているかの視点があまりにも欠けているのではないでしょうか。
茂木幹事長の指摘には頷くことが出来ますが、泉代表の反論は全く腑に落ちません。枝野前代表が衆議院議員総選挙について『誤解で染められた』と敗因分析していましたが、泉代表にも『誤解』を払拭する力はないのでしょうか。
茂木幹事長、立憲民主党の低支持率を皮肉りました。。。
立憲民主党は前々回の衆議院議員総選挙の時には大きな期待がありました。そのことは結党間もないにも関わらず、多くの議席を獲得したことから明らかです。ですが、その後は批判先行の国会戦略等の結果、常に支持率は低迷していました。
この支持率低迷について、茂木幹事長が皮肉り、そして泉代表が反論しています。
立憲民主党の泉健太代表は18日、自民党の茂木敏充幹事長が立民を「他人の批判ばかりで建設的な意見を言わない。だから支持率が低迷する」と批判したことについて「幹事長のもとに情報が届いていないのだろう」と皮肉った。千葉県銚子市内で記者団に語った。
泉氏は「立民は数多く法案を提出したり、経済対策を発表したりしている。その建設的部分を知らないというのはとても残念だ」と述べた。
引用元 立民・泉代表、茂木氏に皮肉「情報届いていない」
少なくとも茂木幹事長が指摘しているように、テレビ中継がされている国会中継では、政府を批判する立憲民主党の姿勢が多く映っています。
泉代表が言うように法案提出や経済対策を発表しているとしても、それが有権者に情報として届くことはあまり多くありません。
泉代表のような反論は、枝野前代表時代からも見聞きしました。代表が交代して結構な月日が経過していますが、まだ効果的な広報戦略さえも立てられていないのでしょうか。更に茂木幹事長の立憲民主党への批判は続きました。
立民のゼロコロナ戦略への反省を促す茂木幹事長です。。。
新型コロナウイルス対策で、政府の対策と真っ向から対立していたのが、立憲民主党が提案していた『ゼロコロナ戦略』です。この戦略について茂木幹事長が反省を求めました。
茂木氏は立民がかつて掲げた新型コロナウイルスの「ゼロコロナ戦略」を例に挙げて「他党を批判する前に間違いを反省するべきだ」とも語っていた。泉氏は「いま政権を担っている政党がコロナ対策も経済対策もできていないことを反省すべきだ」と反論した。
泉氏は「株によってはゼロコロナも有効な面があった。一度国内に感染が広がればゼロコロナ政策ではなくなるということはこれまでも言ってきている」と説明。「中国の政策と単に結び付けて悪いイメージだけを与えようとするのは間違いだ」と述べ、茂木氏を批判した。
引用元 立民・泉代表、茂木氏に皮肉「情報届いていない」
相手側から反省が求められて、その反論が『そっちこそ反省しろ』では議論になりません。泉代表は『株によってはゼロコロナも有効な面があった。』とも言っていますが、その言い分が通るなら政府の対応も『株によっては有効な面があった』ということも可能なのではないでしょうか。そしてゼロコロナが不可能であることは、すでに多くの市民が知っています。
それに、この報道は産経新聞のものですが、産経新聞は立憲民主党の『ゼロコロナ戦略』を『かつて掲げていた』ものとして扱っていますが、立憲民主党はいつこの戦略を放棄したのでしょうか。
大々的に掲げた戦略を仮に引き下げているなら、引き下げも大々的に発表してもらいたいものです。これがないので市民から信用されないのです。
反論が反論になっていない泉代表では、立憲民主党の将来は真っ暗なのかもしれません。