代表選が行われる立民。。。候補者として名前の挙がる人は枝野代表と同様に選挙に弱い人ですが大丈夫でしょうか。。。


立憲民主党の結党からずっと代表の職を務めてきた枝野代表が辞任しますが、オーナーが去った後にはどのような人物が立憲民主党の代表になるのでしょうか。

枝野代表は、衆議院議員総選挙で党の議席を伸ばすことが叶いませんでしたが、忘れてはならないことがあります。立憲民主党が選挙に弱いこともそうですが、枝野代表自身も圧倒的な差で議席を獲得した訳ではありません。非常に危うい状態でした。

次期代表に名前があがっている小川淳也衆議院議員、大串博志衆議院議員の両名は小選挙区で議席を獲得しましたが、これも圧勝とは言えない結果です。

選挙の顔を選ぶのに選挙に弱い代表を立憲民主党は選ぶのでしょうか。

開票作業が進む中、日付が変わるまで勝敗がわからなかった枝野代表。。。

大方の予想を見事に裏切った立憲民主党の議席減です。惨敗でした。当選が危うかったのは枝野代表も同様です。与野党問わず、多くの党首クラスは20時と同時に当確を出していたにも関わらず、枝野代表の当確が出たのは日付が変わってからです。

今回の衆院選では、立憲民主党が議席を大きく減らしただけでなく、代表の枝野氏が自身の選挙区である埼玉5区で“あわや落選”の危機となった。10月31日の20時に開票が始まり、数時間後には各局の選挙特番のインタビューに応じた枝野氏だが、その時点で当確は出ておらず、「自身の選挙区で議席を失ったら代表を辞任するのか」といった質問が投げかけられる場面もあった。立憲民主党関係者はこう嘆く。

結局、枝野氏の当確が出たのは日付が変わってから。自民党の対立候補とわずか6000票差という薄氷の勝利だった。小選挙区でギリギリまで当確が出ない党代表なんてあり得ないでしょう。神奈川13区で議席を得られずに比例復活した自民党の甘利明氏が幹事長を辞任したことからもわかるように、自分の選挙区で勝てない政治家に求心力が生まれるはずがない。次の代表には、地元の地盤が盤石な人になってもらわないと困る」
引用元 立憲民主党「枝野氏みたいに選挙に弱い代表はダメ」 該当者はいる?

開票作業を見守る党首が『選挙区で議席を失ったらどうするのか』と聞かれている光景を見たこともありませんし、党の関係者から冷めた声が漏れています。

選挙に弱い代表のもとで、衆議院議員総選挙を戦った立憲民主党ですが、次の代表候補も枝野代表と同様に選挙に弱い人の名前があがっています。

代表選で名前があがる小川淳也衆議院議員と大串博志衆議院議員

枝野代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選には小川淳也衆議院議員や大串博志衆議院議員の名前が取りざたされています。

ですが、残念なことにこの2人も枝野代表と同様に選挙に強いとは言い難いものがあります。

「大串氏は立候補についてメディアの取材を受け、『仲間と相談する』などと答えて意欲を見せているが、地元の佐賀2区では今回、自民候補にわずか8000票差あまりで辛うじて勝利する激戦だった。
中略
早々に立候補の意思を表明した小川氏は、今回は選挙区の香川1区で平井卓也・元デジタル相を約2万票差で破ったが、小選挙区での当選は当時の民主党が大勝した2009年以来のこと。対抗馬の平井氏は地元メディアのオーナー一族という強敵でもあり、次回以降も自らの選挙戦が安泰かはわからない。

引用元 立憲民主党「枝野氏みたいに選挙に弱い代表はダメ」 該当者はいる?

自身の選挙の結果を気にしながら全国遊説をする政党の代表は過去に存在していません。この両名以外にも名前が取りざたされている国会議員はいますが、長妻昭衆議院議員や馬淵澄夫衆議院議員や蓮舫参議院議員が仮に代表の座に就いたら、枝野代表時代と変わり映えありません。

枝野代表が辞意を表明したことによって、党の命運を左右することになる立憲民主党の代表選ですが、果たして枝野代表のイメージ、そして『民主党』のイメージを払拭することができるのでしょうか。

少なくとも、新代表にはみんなのための建設的な議論ができる人になってもらいたいと思います。

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