対照的な記者会見。。。すべての質問に丁寧に答える岸田総理。一方、立民・枝野代表は、必死に身内を守り、歯切れの良さは0。。。
衆議院議員総選挙を月内に行うことを岸田新総理が明らかにしました。衆議院議員総選挙に向けて各党の動きが慌ただしくなることが予想されます。野党に関して言えば、立憲民主党と日本共産党が競合している選挙区の調整を急ピッチで進めています。
衆議院議員総選挙に向けて各党が全力を挙げている中、浮彫になったのが岸田総理と枝野代表との記者会見での『丁寧さ』の大きな違いです。
岸田総理は、全ての質問に丁寧に応じていますが、枝野代表は不都合な質問に対しては正面から応えようとしません。
総理、代表という立場の違いこそありますが、政治家としての姿勢の違いと言えましょう。
岸田新総理、丁寧に質問に応え、予定時間を大幅に超過
岸田総理は、総裁、そして総理に就任した際に記者会見を行いましたが、その記者会見では丁寧な受け応えが目立ちました。
岸田総理は総理就任記者会見で、説明責任や政権不信について質問がされた際、丁寧にその質問に応えています。
はい。おっしゃるように政治の立場、政府の立場から説明する際に、結果のみならずその必要性ですとか、それから結論に至るさまざまなプロセス、こうしたものをしっかり説明する、こうした結論に対して背景と言えるような要素についてもしっかり説明するということは、大変重要な姿勢であると認識をいたします。
これまでも政府においてさまざまな説明の努力は行われてきたと存じますが、ぜひ今後も今言った観点からより丁寧な説明を行うべく、政府においても努力を、不断の努力を続けていかなければならない、こういったことだと思います。私も新しい内閣においても、ぜひ今言った姿勢でしっかり説明すると同時に、絶えず説明の内容、あるいは姿勢についても改善するべく努力をしていきたいと考えます。
引用元 岸田文雄首相が就任会見(全文2)東北の復興なくして日本の再生なし
今までの政権の姿勢が問われた質問ですが、しっかり正面から応えています。こうした質疑応答を繰り返した結果、岸田総理の記者会見は、予定時間の30分を大幅に超過した1時間にも及びました。
内閣広報官の会見終了通告の後に出された追加質問にも立ち去らずに応じ、最終的には15人の質問に岸田総理は応えました。
一方、岸田総理の記者会見の対応とは裏腹に評価を落とす記者会見を行ったのが立憲民主党の枝野代表です。
質問に正面から応えようとしない枝野代表。。。
不都合な質問を投げかけられた時は、その政治家の政治姿勢が問われていると言っても過言ではありません。
先月下旬、立憲民主党の職員の不祥事についての質問が枝野代表に投げかけられました。
福山哲郎幹事長(59)は「今後、事実関係のさらなる把握及び司法判断を経て、さらに厳正に対処する必要があれば、別途判断する」とコメント。
しかし、立民はこの職員の迷惑行為の詳しい内容を何も明らかにしていない。その理由について枝野氏は、この日の会見でこう話した。
「現時点で(党職員は捜査機関に)身柄拘束はされていません。党執行部と党職員の関係は、雇用主と労働者なので、被害者のプライバシーの問題も含めて、ご理解をいただければと思います」
引用元 立民職員が迷惑行為で停職 枝野代表は詳細説明拒否、性別すら「男性か女性か分ける時代ではない」
詳細を明らかにしない枝野代表は、『弁護士と相談して(現時点で)発表しないことにした』とも語りました。
枝野代表は、残念ながら質問に正面から応えませんでした。不都合なことでも政治家には説明が求められることは言うまでもありません。
形式的には枝野代表は野党第1党の党首です。その地位にある人物がこのような対応をするのをみると日本の野党の未熟さが良くわかります。
記者会見の受け答えを見ても、岸田新総理と枝野代表とでは対応が違いすぎです。どちらに政治を任せた方が安心できるのか、考えるまでもなく岸田新総理であることは間違いありません。