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ワクチンが不足した元凶?ソフトバンクは過剰にモデルナのワクチンを申請していたのでしょうか?


ワクチン接種が進む日本ですが、その一方で供給不足が懸念される事態が以前発生しました。

全国的な供給不足であれば、世界的なワクチン需要の高まりを考慮して致し方ないと思いますが、供給不足の一方で社員のみではなく住民へのワクチン接種を行う企業が現れました。

ソフトバンクが住民へのワクチン接種を行うことを表明していたのです。

これはソフトバンクの過剰申請の結果なのではないでしょうか。

ワクチンが不足した6月に指摘されていたこと。。。『過剰申請』

新型コロナウイルスが確認されて以降、そして感染拡大してより一層ワクチンへの期待が高まりました。

期待の高まりとは裏腹に供給不足に陥り、ワクチン接種を担当する河野大臣は次のように供給不足の原因を指摘し、また田村厚生労働相は、『足りなくなることはない』と語りました。

21日から本格的に始まった新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐって、河野規制改革担当大臣は閣議のあとの記者会見で、企業などが必要以上の量のワクチンを供給するよう申請しているケースがあると指摘しました。

そのうえで「このままだと、余剰ワクチンが相当数発生するおそれがある。貴重なワクチンがむだにならないようにしなければいけない」と述べ、必要な対応をとる考えを示しました。
中略
田村厚生労働大臣は22日、閣議のあとの記者会見で「自治体が接種するワクチンが足りないということは本来ないはずで、そういう声があるとすれば、自治体などで在庫がたまっている可能性があり、しっかり調整していくことが必要だ。ワクチンが最適に配分されるよう、国としてもしっかり調べたうえで体制を早急に整えたい」と述べました。
引用元 ワクチン職域接種 必要以上の量の供給申請も 余剰発生のおそれ

企業が過剰申請した結果、指摘の通りワクチン不足が生じたなら、その企業名を公表するべきです。

この企業の過剰申請との指摘は6月のものですが、その6月に過剰申請したのではないかと思える企業がソフトバンクです。

住民へのワクチン接種?それを企業が実施?

ワクチンの世界的な需要は高まる一方です。企業による過剰申請などあってはならないことに変わりありません。

一見すると美談に思えることでも、冷静に見ると過剰申請の疑惑が見えてくる企業があります。

河野大臣が『過剰申請』を指摘する前にソフトバンクの孫社長は次のようなことを語っています。

ソフトバンクグループの孫正義社長は15日、東京 港区に設けた会社のワクチン接種会場を河野規制改革担当大臣が訪れた際、記者団の取材に応じ「社員・職域・その家族の15万人規模に近隣の方々10万人を追加して、合計25万人規模の接種を行いたい」と述べ、今月21日からの職域接種では、自社の関係者だけでなく近隣の住民にも対象を広げて、25万人規模とする考えを明らかにしました。

また、接種する会場については「全国に15か所、これから続々と開いていく。そうすると一日当たり1万人分の接種ができる」と述べました。
引用元 ソフトバンク 職域接種の対象を近隣住民にも拡大 25万人規模に

社員・職域・その家族以外に近隣住民10万人にワクチン接種を行う考えをソフトバンクの孫社長は示しました。

近隣住民10万人分のワクチンを申請することは、『過剰申請』なのではないでしょうか。孫社長が考えを示した時、河野大臣もその場にいたと記事には記されています。

河野大臣はこの時点では『過剰申請』を容認するおつもりだったのでしょうか。

まだまだワクチン接種を受けたくても受けれていない人はたくさんいます。そうした人達の為にも、企業の美談に惑わされることなくソフトバンクのような企業の『過剰申請』に監視の目を光らせていかなくてはなりません。

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