政府の全国の学校への休校要請 子供を守る為には致し方ないのか?

新型コロナウイルスの対応の一環で、政府は全国の学校の休校を要請しました。

政府の急な発表で、現場は混乱をしているようです。朝からテレビのワイドショーはこれ一色です。

政府の臨時休校要請に各地の対応は

NHKが「新型ウイルス 臨時休校 各地の対応は…」と各地の対応をまとめていたので紹介します。

・島根 出雲 当面休校せずに通常通り授業
・沖縄 石垣 通常通り授業
・金沢市 2日は休校せず
・愛媛県 休校は4日から
・岐阜 高山 休校は3日から
・佐賀県 3日から15日まで休校
・那覇市 3日から13日まで休校
・千葉市 小1・2は学校で受け入れ
・山口 防府 2日から休校も週末に臨時登校
・栃木 矢板 2日から休校も週末に臨時登校
・宮城県 2日から休校
・長野 飯田 休校も2日午前は臨時登校
・埼玉県 2日から休校も学校は開放
・東京都 2日から休校

詳細をご覧になりたい方は↓↓↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012305641000.html

このように、各自治体それぞれ対応が異なっていますが、これはこれでいいと思います。県別でもウイルスの感染具合に開きがありますから、そこは柔軟に対応すればいいと思います。

政府も現段階では、強制ではなく要請です。

まずは、学校での感染拡大を抑えるということに関しては一定の評価をしていいと思います。

インフルエンザも学校で拡大して家庭に持ち込み家族がこじらせるというケースが結構ありますから。

中国の旅行者のなかで、ウイルス感染者を食い止めることにはかないませんでしたが、少なくとも児童への拡散には効果があると思います。

萩生田文部科学大臣も「この状況を乗り越えるため、この1、2週間は極めて重要な時期だと判断した。臨時休業を実施する期間や形態については、地域や学校の実情を踏まえて、設置者においてさまざまな工夫があってよいと考えている」と述べ、休校の期間などは、地域や学校の実情を踏まえ、柔軟に対応してもらいたいと意見を言っていました。

野党議員は政府の決定に反対の意思を示す

そんな中で、野党議員は政府の要請を批判する態度をみせています。

蓮舫議員は「働く親がいるので保育所や学童保育は考慮?新型肺炎へのリスク対策と言いながらこの科学的根拠なき線引きに驚く。ってか、場当たり的政府の対応はどうなの?」とSNSに投稿し「今すぐ撤回すべき」と発言していました。

たしかに、共働き世帯への負担は少なくないと思います。しかし、そういった負担も政府は援助する姿勢を見せています。

親の中でも、子供が学校に行くことでウイルスに感染しないかと心配する親もいるでしょう。子供が休むことで仕事をどうするか悩む親もいるでしょう。

国難に対して立ち向かうには少なくとも何かしらのリスクは付き物で、ノーリスクで切り抜けようというのは難しいのではないでしょうか。

子供を守る為に親も頑張り、国はそういった親をできうる限り支援する事が、一体となって国難を乗り切るという事です。

野党議員の批判はわからないこともないですが、では、どうやったら親への負担が少なくなるのか?どうやったら子供が危険にさらされないで済むのか?そういった意見も示して欲しかったですね。

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