辻元清美元議員『大阪は維新ばかりで幸せになるんでしょうか?』と発言です。。。民意の意味を理解しているのでしょうか。。。
立憲民主党の副代表を務めていながら、昨年の衆議院議員総選挙で落選した辻元清美元衆議院議員が参議院通常選挙で比例代表から立候補します。
立候補するのは構いませんが、参議院議員通常選挙に向けて街頭活動を開始しました。ですがその街頭演説で首を傾げたくなるような発言をしています。
大阪を中心に大躍進を遂げた日本維新の会に対して『大阪は維新ばかりで幸せになるんでしょうか?』と疑問を呈しています。
大阪で日本維新の会が躍進したのは民意に他なりません。立民では幸せな生活は掴めないと多くの人々が思ったということではないでしょうか。こうした人々の気持ちや民意に立民や辻元氏は真っ向から立ち向かうつもりなのでしょうか。。。
辻元元議員が参議院議員通常選挙に向けて動き出す。。。
比例復活もならなかった辻元氏は1月31日に、参議院議員通常選挙で比例代表から出馬することを表明し、立憲民主党に公認申請を提出しました。
そして公認申請も通過し、公認を得られることになりました。
その辻元元議員が早速街頭演説を行っていますが、その街頭演説では疑問を抱きたくなるような発言が飛び出しています。
「足が震えながら来たんです」と明かす辻元氏は、昨秋の衆院選で躍進した日本維新の会について「大阪は維新ばかりで幸せになるんでしょうか?」と問題を提起。「いままで公費は入れませんと言ってきたのに公費を投入して。カジノ会社のために夢洲を、液状化していくのを防ぐような土地改良をすると言い出している。これ、認められるんでしょうか?」と語った。夢洲整備を巡っては昨年末、府市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の土壌整備費に、約790億円かかることが判明している。
引用元 辻元清美氏「大阪は維新ばかりで幸せになるのか?」立民の公認受け「カジノ誘致させない」
IRの賛否は別として、『大阪は維新ばかりで幸せになるんでしょうか?』との発言は理解に苦しみます。
大阪の有権者は昨年の衆議院議員総選挙で日本維新の会を選び、辻元氏や立憲民主党を選ばなかっただけの話ではないでしょうか。つまり立民では幸せな生活は掴めないと多くの人々が思ったということでしょう。
大阪で日本維新の会が躍進したのは、有権者の民意です。その民意に疑問を呈して一体何になるというのでしょうか。
辻元氏は落選し、有権者の考えていることを理解されたと思っていましたが、その期待は甘かったようですが、強力な味方が登場します。
盟友を盛り上げる蓮舫参議院議員。。。
辻元氏の選挙戦に弁士として参加していたのが蓮舫参議院議員です。蓮舫参議院議員はいわば盟友の辻元氏が帰ってくることが嬉しいのか、SNSに次のような投稿をしています。
立憲民主党の蓮舫参院議員が3日、ツイッターに投稿。昨秋の衆院選で落選し、今夏の参院選への出馬を表明した辻元清美前副代表のツイートを引用し、「参議院議員の任期は6年間。解散のある衆議院が政局絡みの展開になったとしても、参議院では専門分野を存分に活かした立法、政策審議、行政監視活動を与野党の枠を超えて行うことができます」と記した。
「コロナ禍で変わった社会だからこそ、私や辻元さんは社会を『支える力になりたい』と強く思います」としている。
引用元 蓮舫氏 辻元氏出馬の参院 解散なく任期6年「私や辻元さんは社会を支える力になりたい」
蓮舫参議院議員は『専門分野を存分に活かした立法、政策審議、行政監視活動』ができることを参議院の強みとして述べています。
ですが、多くの人は『蓮舫参議院議員、辻元氏の専門分野は何?』と思ったはずです。蓮舫参議院議員と辻元氏の専門分野とは一体何なのでしょうか。皆目見当がつきません。
仮に専門分野をもった人が参議院議員に相応しいと主張したいのであれば、蓮舫参議院議員と辻元氏は参議院議員に全く不向きではないでしょうか。
立憲民主党が辻元氏と蓮舫参議院議員に期待していることは、専門性ではなく、『客寄せ』だけな気もします。その客寄せもどうも怪しくなってきています。
この両者を前面に押し出すのならば、立憲民主党のイメージは刷新できそうにもありません。辻元、蓮舫両氏こそ、古い民主党の象徴だからであり、ダメな野党の象徴だからです。
日本の政治にはまとも野党が必要です。今でも立憲民主党は最大野党です。何とか改革してまともな期待できる野党に変わってほしいものです。