河野太郎大臣、ワクチンに関する共同通信の誤報を否定 → それなのにNHKが誤報を後追い報道する始末

2月下旬からワクチン接種が開始される予定ですが、まずは医療従事者が先で、一般人の時期は未定です。

それなのに共同通信は一般の人達のワクチン接種時期について報じました。その直後、ワクチン接種担当大臣に決まった河野太郎大臣が、その報道を否定しました。にも関わらず、今度はNHKが同様に報じ、再度、河野ワクチン接種担当大臣が否定する事態になったのです。

報道を所管大臣が連続して否定するとは異常事態です。大事なワクチンに関するずさんな報道を繰り返すマスコミは何を考えているのでしょうか?

共同通信、一般人のワクチン接種時期を報道

新型コロナウイルスの感染拡大の阻止のため、ヨーロッパやアメリカで進んでいるのがワクチン接種です。

日本でもワクチン接種は、早ければ2月の下旬から開始されることが予定されています。ですが、早期にワクチン接種を受けることができるのは、医療従事者や高齢者、それに基礎疾患を持っている人たちです。

つまり一般人へのワクチン接種は、これらの人達に比べれば遅れることになります。

一般人へのワクチン接種開始がいつになるのかは多くの国民の関心事ですが、共同通信が、次のように報道しました。

政府が新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人への優先接種に続く一般の人への接種開始を5月ごろと想定していることが分かった。政府関係者が19日、明らかにした。
引用元 一般へのワクチン接種5月想定と政府関係者

共同通信は、誰だかわからない『政府関係者』の話として、5月ごろを想起していると報じましたが、この報道を即座に否定した人がいました。

それが河野ワクチン接種担当大臣です。

河野大臣が連続して否定するワクチン接種時期の報道

共同通信は『政府関係者』の話をスクープとでも思ったのでしょう。こんな危機時に何を考えているのでしょうか?愚か者です。

ですが、共同通信の報道内容は河野ワクチン接種担当大臣によって、見事に否定されました。

ワクチン接種を担当する大臣が直接否定したのですから、共同通信は謝罪と訂正をすべきですが、未だにしていません。

共同通信は、加盟社である全国の新聞やNHK、契約者である民間放送や一部の新聞に記事を配信しています。いうなれば、共同通信の持つ影響は大きいのです。

この共同通信の報道を受けて、NHKも同様のことを報道しました。これも河野ワクチン接種担当大臣が否定する事態になりました。

共同通信の報道を否定しても、報じたNHKは何を考えているのでしょう。河野ワクチン接種担当大臣も、『デタラメ』と強い口調で批判しています。

ワクチン接種担当大臣に任命された河野大臣は、本来であれば多くの人がワクチン接種できる環境の整備に奔走しなければならない立場です。なのに就任早々、愚かなマスコミのせいで、このような『誤報』に付き合わされて時間を使うはめになってしまいました。

繰り返しますが、共同通信は通信社としての自負があるならば、早急に訂正報道をするべきです。

そして、NHKもネットフリックスをはるかに超える高額な受信料を徴収していながら、一体どのような取材をしているのでしょうか。こんな放送局は不要です。共同通信の記事が発端だとしても、お粗末としか言いようがありません。

共同通信とNHKの報道を、河野ワクチン接種担当大臣が否定したことは、日本のマスコミの取材力と良心が失われていることの証明です。

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