高市早苗「国会はみんなが見ていない」発言から解く、衆院選の争点




今回は、日本の選挙制度の問題点や、高市早苗氏の10月10日のNHK『日曜討論』での発言から今回の選挙の争点について解説する

衆議院での与党は、総理大臣を選ぶ首班指名をすることができます。結果次第では与党が変わり、日本の総理大臣が変わるという政権選択の選挙です。1990年代、日本は選挙制度改革で二大政党制を目指し、小選挙区制と比例代表制が並立する選挙制度を作りました。この小選挙区制度は、二大政党制であるということを前提に考えられて採択されたものです。

二大政党のどちらかを選ぶために、小選挙区ごとに1人しか当選しないという仕組み。つまり2人のうちどっちか1人を選ぶ、という制度設計です。

ただし日本では二大政党制度は実現できておらず、多党制のまま二大政党制を前提にした選挙制度を取り入れたので、比例代表という多党制をベースにした制度も並立して残っているという非常に中途半端な状況が長年続いています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce5f803e4ea45fddd921685d81cc96bf8c8e283


GNJ
GNJ
ネットの声

国会は基本的に立法する組織。ところが、立法とは無関係と思われる足の引っ張り合いや、政権の批判が行われる。その上、マスコミはそうした議論しか報道しない。だから、野党もその議論をエスカレートさせる。
気付いたら、国民の生活に直結するような重要な法案がしれーっと通っている。
マスコミが変わらなければ日本は変わらない。
「ただし日本では二大政党制度は実現できておらず、多党制のまま二大政党制を前提にした選挙制度を取り入れたので、比例代表という多党制をベースにした制度も並立して残っているという非常に中途半端な状況が長年続いています。」

中選挙区制を大々的に批判して小選挙区にさせたマスコミの責任は?

批判ばかりで建設的な雰囲気のかけらもないので、国民からそっぽを向かれる。
したがって、支持獲得、票獲得にはつながらない。
コロナ禍でコロナ対策以上に重要な法案はなく、国会を開催する強い動機がない。
もちろん法律はあるのだけれど。

それらが、高市さんの発言につながっていく。

反国会と国会という2極化を煽るような考えでなく、国会運営について指摘した方が適切な気がする。

そもそも、早く解散して国民に信を問え!と主張していたのは野党ですよ。
それが投票日までの日数が短いと分かって大慌て。
国会を開いて充分に審議してから解散しろに変わった。
ネット動画が問題なく視聴できるのであれば、テレビメディアが時間の都合で切り取りをするのではなく、動画においては国会審議の全編をネットで視聴する様に誘導すればいいんじゃない。
国会派は国会での議論を求めているのかね。
反国会派は国会の議論から逃げているのかね。
長々とつまらないレッテル張りはやめていただこう。
マスコミに責任をもってほしい。




関連記事一覧