守谷市の看板撤去に、立民支部長が呆れる言い訳「設置はボランティアの認識違い」「撤去の準備していたのに市が勝手にやった」
茨城県守谷市内で立憲民主党の街頭演説を告知する看板110枚が、市の屋外広告物条例に違反し路上に置かれたとして、市により撤去されました。
メディアが「立憲の看板110枚を守谷市が撤去」などと報じていますが、立民の支部長がこれに反論しています。しかも、看板設置の責任をボランティアスタッフのせいにしています。
立民支部長が呆れる言い訳です
守谷市は公式Xに『本日、都市整備部ではふれあい道路などの幹線道路に設置されている違法な立看板を、市内全域で一斉撤去しました。道路上の街路樹や電柱などに無許可で立て看板を設置することは違法ですので、絶対におやめください』と投稿し、メディアが取り上げていましたが、次期衆院選茨城3区の公認候補で茨城県第3区総支部長の梶岡博樹氏がXにて『6月6日に開催した政党演説会について、告知看板の一部が電柱等に設置されていた事について、設置を行なったボランティアスタッフの認識が誤っており、支部長として深くお詫び申し上げます』と陳謝したうえで『守谷市からの要請に応じ、該当箇所の撤去を進めておりましたが、市による一方的な強制撤去により、立憲民主党が要請に応じなかったかのように報道されている事は極めて残念であり違和感を覚えずにはいられません』と反論しました。
梶岡氏の投稿にはコミュニティノートから次の指摘がありました。
以下の記事によると看板について
・事前の連絡はなし。
・5月31日に撤去を依頼するも、土日を過ぎても撤去されなかったため、6月4日に市が撤去する予定であった。
・6月3日に関係者から6月4日に撤去する旨を伝えられたため、撤去を待ったにも拘らず撤去は実行されなかった。
・その結果最終的に市が110枚の看板を撤去した。
とのことであり、このポストは事実を誤認しています。
news.livedoor.com/article/detail…
添付されている記事には次のように記されています。
――あのポストの経緯について教えてください。
「立てかけられた看板は、5月30日にこちらで現認しました。事前の連絡はなく、翌31日の金曜、関係者に撤去を依頼しましたが、土日を過ぎても撤去されなかったため、6月4日にこちらで撤去する予定でした。
しかし、3日に関係者から4日に撤去する旨を伝えられ、撤去されるのを待ちましたが、撤去はおこなわれず、こちらで撤去作業をおこないました」――看板は計何枚だったのでしょうか。
「看板は全部で110枚あり、交差点ごとに1~4枚立てかけられていました。6月4日に大通りにあった103枚を撤去し、5日に細い通りに残っていた7枚を撤去しました」
引用元 https://news.livedoor.com/article/detail/26553482/
別の報道でも『市は31日に党関係者に撤去を依頼。関係者は6月4日までに撤去すると話したが、過ぎても残っていたため、5~6日に市職員が撤去した』とありました。
梶岡氏は「撤去しようとしていたのに、市が一方的に強制撤去をした」と反論していますが、実際は立民から「4日に撤去する」と日を決めていたにも関わらず、対応が無かったため市がやむなく撤去したということです。
また、「設置を行なったボランティアスタッフの認識が誤っており、支部長として深くお詫び申し上げます」とありますが、単なる言い訳です。もし事実だとしても、ボランティアスタッフに明確な指示を出せなかった支部側に責任があります。ボランティアスタッフに責任を押し付けてどうするのでしょうか。国会議員の「秘書がやった」と同等かそれ以上に悪質です。「支部長として深くお詫び申し上げます」は部下の失敗を詫びるものです。正しくは「すべての責任は支部長にあります」ではないでしょうか。
この程度の責任を取れなくて国会議員など出来るのでしょうか。