立民関係者からも補欠選挙の結果に『負けすぎ。。。』との声が。。。

立憲民主党の先行きに暗雲が広がっています。先日、まさかの大敗北を喫した石川県での参議院議員補欠選挙でしたが、誰がどのように見ても、許容できるレベルの負け方ではありませんでした。

夏の大一番に向けて、不安材料しかない立憲民主党ですが、補欠選挙の前から地方での党勢の衰退の様子が判明しました。

泉代表に求められたのは、衆議院議員総選挙後の党勢回復、党勢拡大であったことは間違いありませんが、結局その最大の任務を完遂することはできなかったようです。。。

立民関係者からも『負けすぎ。。。』との声が。。。

泉代表にとって初めての国政選挙だった参議院議員補欠選挙は、選挙の顔としてなり得るのか否かを見極める大事な選挙でした。

泉代表をはじめ幹部が応援演説に駆け付けましたが、結果は想像以上の燦々たるものでした。

「まだまだ今の自民党とは力の差がある」。泉氏は25日の記者会見で、率直にこう認めた。候補擁立の遅れなどに触れ、「県内全域への浸透が道半ばの段階で投票日を迎えた」と語った。
補選は昨年11月末に就任した泉氏の「初陣」となった。だが、自民候補が19万票弱を得たのに対して立民候補は6万票弱と「トリプルスコア」の敗北。石川県は衆参全ての選挙区を自民党が押さえる保守王国とはいえ、立民関係者からは「負け過ぎだ。自民党に代わる選択肢として有権者に見られていない」との声が上がった。
引用元 立民、参院選へ危機感 補選大敗、立て直し急務

泉代表は、候補者が浸透しなかったと分析していますが、関係者の言葉の通り『負けすぎ』であることには変わりありません。

この『負けすぎ』をみれば、泉代表が選挙の顔として相応しいのか否か疑問を支持者ですら覚えてしまうのではないでしょうか。

そして「まだまだ今の自民党とは力の差がある」と分析されていますが、この発言を見ると本当に何もわかっておられないのではないかと思わざるを得ません。自分達の日頃の国会での言動がこうした評価につながったのではないでしょうか。

そして党勢回復は愚か、衰退している現状も報道されています。

茨城選挙区では候補者擁立を断念です。。。

選挙の顔にならないにしても、選挙の準備は着々と進んでいるものと思いました。ですが伝えられるところによると、立憲民主党の衰退ぶりは目を覆うばかりです。

「維新と国民民主党は、静岡選挙区と京都選挙区で相互推薦を行うなど関係を深めています。一方、立憲は、共産党と参院1人区の候補者調整をするものの、全国でせいぜい2~4選挙区を取れれば…という極めてきびしい選挙戦が予想されます」(全国紙政治部幹部)

例えば参院茨城選挙区では、候補者の擁立を断念している。

立憲支持の労組は大小10団体ほどありますが、自治労とJP労組以外は態度を決められなかった。連合茨城の組織内部の事情が大きく影響しました。県連公募をしたにもかかわらず、候補者を立てられないというのは信じがたいことです。県民の信頼を失い、貴重な議席を失いました」(地方議会立憲関係者)
引用元 やられっぱなしで存在感が薄すぎ「立憲民主党のヤバイ未来」

今回は、理念や政策の違いを乗り越えて日本共産党と連携したとしても、結果は厳しいと伝えられています。そしてなにより衝撃的なのが候補者の公募を行ったにも関わらず、候補者が立てられない茨城選挙区の状況です。

公募しても候補者が擁立できないとは聞いたことがありません。ましてや立憲民主党は野党第一党です。

泉代表は党勢回復という最優先課題に失敗したと今のところでは言わざるを得ません。

この政党には代表を替えるということ以上に、理念や政策といった根本的なところから出直さないと未来はないと思います。そして自分達の日頃の行動を反省して見直さない限り、明るい未来は全くといってないでしょう。

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