維新議員が秘書給与不正受給疑惑で家宅捜査で幹事長が陳謝です




自民党のいわゆる裏金問題以降、政治とカネに国民は敏感となっています。これまでスルーされがちだった政治資金収支報告の不記載についても厳しい国民の目が向けられています。

そんな国民の目が厳しい状態で日本維新の会の議員が勤務実態のない人物を公設秘書として届け出て国から給与を不正に受け取っていた疑いで、東京地検特捜部に事務所を家宅捜査されました。

維新議員が詐欺容疑で家宅捜査

『日本維新の会茨城支部代表の石井章参院議員(68)=比例=が、勤務実態がないのに公設秘書を採用したと届け出て、国から給与を不正に受け取っていた疑いがあることが27日、分かった。東京地検特捜部は詐欺容疑で東京・永田町の議員会館事務所などを家宅捜索した』とメディア各社が一斉に報じています。

家宅捜査を受けたということはほとんどクロなのでしょう。政治とカネどころが立派な犯罪です。身を切る改革はどこに行ったのでしょう。

維新の中司幹事長は27日、石井氏が家宅捜索を受けたことについて「こうした事態を招いたことをおわび申し上げたい。捜査には党として全面的に協力する」と国会内で記者団に述べ、陳謝しました。

横山副代表も「事務所等が家宅捜索に入られているという状況ですので、推移をしっかり見守っていきたいと思いますし、捜査に必要な手続きっていうのは、党としても全面的に協力していくことになるかと思います。事実であれば、言語道断だと思います。状況をしっかり確認しながら、党としての対応を決めていくことになろうかと思います」とコメントしました。

維新と言えば「不祥事が多い」との認識が国民の間で広がっています。党は令和7年活動方針で「ガバナンスの強化」を掲げましたが、まったく効果が無いようです。

ただでさえ国民の政治不信が強い昨今です。他の議員たちも他人事だと思わず、もっと危機感を持って政治に取り組んで頂きたいと思います。




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