国民・小沢氏、立国合流で復権へ足がかり 「壊し屋」再来への警戒感も 




立憲民主、国民民主両党の合流をきっかけに、国民の小沢一郎衆院議員が復権の足場を固めつつある。合流実現へ陰に陽に動き、旧民主党勢力の再結集実現を後押しした。次期衆院選に向け「選挙の達人」の剛腕に期待する声は強いが、「壊し屋」再来への警戒感も根強い。  「100点ではないかもしれませんが、先生にはご尽力いただいて…」。立民の枝野幸男代表は25日、合流成就の「お礼参り」として最初に国会内の小沢氏の事務所を訪ね、深々と頭を下げた。小沢氏は「あと1、2年で枝野内閣。政権構想を練ってください」と満面の笑みを浮かべた。

合流劇で小沢氏は両党代表と個別に会談するなど、両党の橋渡し役を担った。

最終局面でもひと肌脱いだ。合流協議は党名をめぐり暗礁に乗り上げていたが、小沢氏は枝野氏と面会して「最後のお願いだ」と譲歩を要請。「小沢氏の顔を立てる」という形で、立民が投票での党名決定を受け入れる環境を整えた。

小沢氏と枝野氏は旧民主党時代は「仇敵(きゅうてき)」関係。消費税増税などをめぐる党内対立の末、小沢氏は自身のグループを率いて離党し、旧民主勢力の離散の引き金を引いた。枝野氏は反小沢の急先鋒(せんぽう)として頭角を現し、「数の論理」という政治手法を厳しく批判した。

そんな両氏だが、今では「蜜月」を演出する。次期衆院選に向け、旧民主勢力の糾合で活路を見いだしたい枝野氏と、再び大所帯で辣腕(らつわん)を振るいたいという小沢氏の利害は一致する。

枝野氏は「小沢氏はさすがだ。全国の選挙区事情が全部、頭に入っている」と周囲に語る。国民幹部も「自民党だって『小沢選対委員長』は怖いだろう」と期待を込める。ただ長年、小沢氏の動向を見てきた立民関係者は「小沢氏が最後に壊す政党は立民だ」と眉をひそめる。  枝野氏との会談後、記者団に合流新党での役割を問われた小沢氏は「選挙はみんなで頑張らなければならない。僕もお手伝いは、いくらでもしますよ」と語り、高笑いした。

「今年の夏中には何としてでも(合流)という思いが天に通じたかの。ほっほっほ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4c23b29d96b8fc323a545c8e4e9cd651ca95e8


ネットの声


小沢さん、あんたの時代はもうとっくに終わってるよ。結局、あんたは何がしたかったの?新生党.新進党.自由党と政党を次から次へと作っては壊すを繰り返し、辿り着いたのが09年の民主的政権。でも、貴方は本当に何をした。
小沢とかジョークでしょ?
細川政権や民主党政権の末路を覚えてないのか
まだ小沢氏頼みで最初に頭下げて持ち上げ、
国民幹部も選対委員長と期待とは。
本当に枝野の朝令暮改な態度には呆れる。民主党時代、「数の論理」を振りかざした小沢を猛烈に批判していたのに、今では自身が「数の論理主義者」に成り下がってしまった。挙げ句「小沢さんはすごい」とはもう笑うしかない。
小沢一郎さんて、存在感を示したいがために政党の合流を促し、存在感を示したいがために政党を壊す。
欲しいのは腕の見せ所であって、大きな目標、国家の大計は無さそう。
今の小沢が壊せるのは、新しくできる「帰ってきた民主党」ぐらい。選挙が終われば、また分裂するだけ。みんな、カネと他人まかせの票が欲しいだけの互助会だから。




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