立民、イメージ刷新を狙う⇒読売新聞の調査では支持率ダウンしてしまいました。。。


泉代表のもとで、党勢回復を狙う立憲民主党ですが、さっそく国会対策委員長に就任した馬淵澄夫衆議院議員は、安住淳前国会対策委員長とは違う路線を歩もうとしています。

野党ヒアリングの見直しを検討していると報じられましたが、具体的なことを行う前に読売新聞の世論調査によると立憲民主党の支持率がさらに減少してしまいました。

党勢回復が至上命題の泉執行部にとって、厳しいスタートになったことは言うまでもありません。

変化をしたらコアな支持層が離れてしまいそうな立憲民主党に、再生の道はないのかもしれません。

イメージの刷新を狙う馬淵澄夫国会対策委員長。。。

立憲民主党の国会活動についてのマスコミ報道は、政府への批判に溢れていました。その批判の場として活用されていたのが『野党合同ヒアリング』です。

『野党合同ヒアリング』が批判ばかりという印象を与えたと考えているのか、馬淵国会対策委員長が『野党合同ヒアリング』の見直しを検討する姿勢を見せています。

 立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は3日、野党による政権追及の舞台となってきた「野党合同ヒアリング」について「これから検証しながら、どういう形をつくるか相談したい」と述べ、見直しを検討する考えを示した。国会内で記者団の質問に答えた。

これに関し、立民の泉健太代表は代表選で「(各省庁の)担当者を詰問するスタイルは見直しが必要だ」と主張している。
一方、共産党の田村智子政策委員長は記者会見で「ヒアリングは有効だ。やり方に工夫や反省点があれば改善していけばいい」と継続を求めた。
引用元 野党ヒアリング、見直し検討 立民・馬淵氏

馬淵国会対策委員長の姿勢とは裏腹に、日本共産党は『野党合同ヒアリング』の継続を求めています。

『野党合同ヒアリング』は、数多くのテーマで開催されてきましたが、これまで何か有意義な情報が人々にもたらされたのかというとそうではありません。『野党合同ヒアリング』の必要性は微塵も感じませんが、仮に見直しになれば、言いたい放題かつ目立てる場がなくなってしまうわけですから、立憲民主党所属議員はまとまることができるのでしょうか。

馬淵国会対策委員長は、『ファクト・事実に基づいた徹底審議を強く求めていく』とも語り、変わったということをアピールするのに懸命ですが、『ファクト・事実』に基づくのは当たり前のことではないでしょうか。

このような当たり前のことを敢えて口にするところに、立憲民主党の抱える問題の深刻さが良くわかります。

変わる前に支持率が下がった立憲民主党。。。

泉代表や馬淵国会対策委員長、そして新執行部の面々は今までの立憲民主党に対するイメージを変えることに懸命のようですが、何かを変える前に支持率に変化が現れました。

岸田内閣の支持率は62%で前回(11月1~2日調査)から6ポイント上昇し、不支持率は22%(前回29%)に低下した。

政府の水際対策を巡っては、日本着の国際線の予約停止措置を3日間で撤回する混乱はあったものの、スピード感を持って対策を打ち出していることが肯定的に受け止められたようだ。

政党支持率は、自民党41%(前回39%)、日本維新の会8%(同10%)、立憲民主党7%(同11%)などの順。無党派層は32%(同26%)だった。
引用元 内閣支持率6ポイント上昇の62%、新規入国停止「評価」89%…読売世論調査

オミクロン株に素早い対応をした岸田内閣の支持率が上がることは理解できます。一方立憲民主党に目を向けると代表選直後の12月3~5日に行われた世論調査であるにも関わらず、4ポイントも支持率が下落したのです。

新代表が決まった直後に支持率が下落とは、立憲民主党は一体何をすれば支持率が上がるのでしょうか。

代表が泉代表になったとはいえ、枝野前代表時からの低支持率傾向は今後も続きそうです。

関連記事一覧